芸術は心のごはん🍚

映画・小説・漫画・アニメ・音楽の感想、紹介文などを書いています。

新書「諦めない力」佐藤信夫 著 〜スケート人生65年の師匠✨〜

こんにちは!

今日は、ピカピカの新刊本

フィギュアスケート佐藤信夫コーチがお出しになった本

 

「諦めない力」フィギュアスケートから教えられたこと〜(扶桑社)

について書きます!

諦めない力 フィギュアスケートから教えられたこと

諦めない力 フィギュアスケートから教えられたこと

 

 

昨日1日で、ガーッと最後まで読んでしまいました。

スケートに興味のない方でも、

ある種の教育に関する著書として、

子育てにも、とても参考になると、私は思いました。

 

第1章 スケートとの出会い  から始まり、

選手時代の経験、当時のフィギュアスケートの形式

(サラリーマンになるつもりが?)コーチになったこと。

新米コーチとしての様々な出会いや学び、悩みなど。

これまでの生徒たちとの思い出。

大川久美子(奥様)

佐野稔

松村充

佐藤友香(実娘)

村主章枝

安藤美姫

中野友加里

小塚崇彦

浅田真央

など

コーチとしての生活について

預かる選手たちに、どう接してきたか

様々な選手と共に、多くの試合を通して学んだこと、感じたこと

 

などが、たんたんと、謙虚に、時に真面目に、時にはお茶目に、語られています。言葉の端々に佐藤コーチのお人柄、スケートに対する真摯な姿勢、情熱、愛情がにじみ出ています。

読んでる間じゅう、私は、目の前に佐藤コーチが座っておられて、自分に語ってくださっているような感覚で読ませて頂きました。

すごく淡々と語られているのに、読者の私は、コーチのお言葉に

時に泣き、

時に微笑み

時にぷっと吹き出し(お茶目なんですよ!)

たまに爆笑し(まじ、お茶目なんですよ!)

とてつもなく感謝し

 

 完読後、思わず本に向かって(感謝の意を込めて)拝んでしまいました。

 

佐藤コーチ、本当にありがとうございます✨

 

「やっぱり、マスター・ノブーオは、(人間味あふれる)仏のノブーオコーチなんですね」

と、感じました。(自分も凄く怒る時があると書いてありました)

 

改めて、スポーツのコーチというお立場も、子供たち、若い選手たちを

健やかに育てるための、とても大切で難しいお立場なんだな、と思いました。

 

預かる子供達、若者たちに対し、

師匠として

時に第二の父のように

時に、対等の人間として、

時に優しく、

時に厳しく

愛情深く接してくださる師匠なんだな、と、改めて感じました。

 

 私は、佐藤コーチは、間違いなく

「ビタリスおっしょさん」的、おっしょさんだと、改めて思いました。

   

お付き合いありがとうございます。