芸術は心のごはん🍚

家族泣かせ・多趣味女のブログです。浅田真央ちゃん・バレエ・映画・読書(小説・漫画)・アニメ(主に昔の)大好き。主に書評・映画・音楽等の芸術の感想、紹介文を書いています。時々、子育て記録・懐メロ替え歌、素人イラストもアップします。

少女のころ(18才・春) 〜本当はちょっと〜

こんにちは!

前回の続きです。

 

 

前回で書いたとおり、1つだけ、少し気まずくなったことも、ありましたが、その時間は、私にとっては、とても楽しい時間でした。

他にも、幾つかの話はしたと思うのですが、さすがに30年前の事で、覚えていません。ただ、大事だったと思う事は、何よりも

 

「素の自分」で、いられた事。

話を聞いてもらえた事。

彼から、否定的な言動が無かった事。

彼の笑顔が、もう一度見られた事。

 

そういう事だと思います。それが嬉しかったです。

 

だからだと思うのですが、時間があっという間に過ぎ、ふと、道沿いの時計に目をやったら、もう8時を過ぎていました。

 

名残惜しい気もした反面、ボロを出したくなかったし、時間的にも、もう遅かったので

「そろそろ、潮時かな」

と思いました。

そんな訳で、それまで自転車のカゴに置いていたプレゼントを渡し、

「それじゃあ、そろそろ帰るね!じゃあね」

といい、私は自転車の向きを変えました。

私的には

「ミッション・コンプリート!」

という心境でした。(すみません、30年前の話ですm(_ _)m)

 

その時、後ろから、声をかけられました。

「あのさー、ちょっと待って」的な。

そして、次のような意味合いの事を言われました。

 

「明日の夜、俺から電話していいかな。7時に電話するから、直接出て欲しいんだけど」

 

その言葉を頭が受け入れて、意味を理解するのに、数秒かかりました。

正直、混乱してしまいました。

想定外だったからです。

混乱しながらも、私は、もう一度、自転車のスタンドを固定し、その場に突っ立ったまま、5秒ほど考えました。

それから、彼の方に顔だけ向けて、でも彼の顔を見て答えました。

後悔はしたくありませんでした。 

 

「うん、わかった。明日の7時の電話には、私が出るよ」

 

それから、もう一度「じゃあね」「おやすみ」と言い、お互い反対側の方向へ、自分たちの家に向かい、歩き始めました。

 

しばらく歩いた後、私が振り返ると、もう、50メートルほど先を、私の贈った、大きすぎるプレゼントを両手に抱え、歩いていく、彼の後ろ姿が見えました。

 

今日の心のBGMは、こちらでした。

私は、結構いろんなアーティストが好きなのですが、

「共感」という意味で、心の琴線に触れる曲は、なぜか、男性アーティストの曲が多いんですよ。

漫画も小説も、映画も、女性ヒロインものより、男性が主人公の話の方がなんか共感率が高いのは…なんででしょうね💧

 


スピッツ / 涙がキラリ☆

 

今更思うのですが、彼はその後、あの荷物を抱えて家に帰ってから、家族をスルーして自室に行くことができたのでしょうかね?

 

お付き合いありがとうございます。