芸術は心のごはん🍚

家族泣かせ・多趣味女のブログです。浅田真央ちゃん・バレエ・映画・読書(小説・漫画)・アニメ(主に昔の)大好き。主に書評・映画・音楽等の芸術の感想、紹介文を書いています。時々、子育て記録・懐メロ替え歌、素人イラストもアップします。

少女のころ(18才) 〜 返信 〜

こんにちは!

前回の続きを書きます。

 

 

 

 

5月の下旬から6月の上旬のころだったと思うのですが、彼から最初の手紙が届きました。

玄関で、手紙を手にして、それを書いた相手が、誰かがわかった瞬間の

素直な「驚き」と「喜び」は、未だに忘れられません。

 

しかし、たまたまその場に居合わせた母に、それがわかってしまい、いかにも不愉快そうな顔で、次のような内容のことを言われたことも覚えています。

 

「あんた!そんなことで浮かれていられる御身分じゃあないでしょ!」

 

正直、母の言動は、私の不安を煽るものでしたが(ある意味いつものことでしたので)

その時は、手紙が届いたことの喜びの気持ちのほうが、勝っていたと思います。

 

それは私が、好きな男性から貰った、初めての「手紙」でした。

急いで自室に行き、一体、何が書かれているのか、「期待」と「不安」が、「ハーフハーフ」(真央ちゃんm(_ _)m)な気持ちで、封を開けました。

 

正直、その手紙の内容は、ほとんど覚えていません。

ただ漠然とした記憶の中でわかっていることは、

 

とても遠慮がちで、シンプルな内容でありながら

彼の「飾らない」「素直さ」「善良さ」が伝わってくる手紙だったと思います。

その手紙で私は、彼の「手書きの文字」というものを、初めてちゃんと目にしました。

 

そして私は、慌てました。

すぐに返事を書かなければ!

と、思いました。

 

文房具屋に行き、便箋を購入し、

下書きをし、

時間をかけて書き直し、

便箋に下書きをし(出来るだけ丁寧な字で)、

ペンでなぞり、

鉛筆の下書きを消しゴムで消し、

封筒に宛名を書き、

なんども読み直した、手紙を入れ、封をし、

郵便局に行き、

切手を買い

切手を貼り

郵便ポストに入れました。

 

彼のほうも、おそらく、気を使って、便箋を選んでくれたのではないかと思います。

 私は、悩んだ末、水色の便箋を選んだような気がします。

男女兼用色…かな?と、思ったんだと思います。

 

私が書いた返事の内容は、おそらく、

 

手紙をくれたことへの感謝

自分から書こうと思いつつ、タイミングがわからず、遅れてしまった事への謝罪

「新しい環境には慣れましたか?」 的な事

あたり障りのない程度の近況報告

ウケ狙いの、一エピソード(この頃からの性分でした)

「体に気をつけて」的な事

 

そして、私が一番悩んだのは、締めくくりの言葉でした。

 

「それでは、またね」

「また書きます」

 

という言葉を使うのは、ためらわれました。

悩んだ末、私が絞り出した言葉は

 

「でわでわ。」

 

だったと思います。

 

今日の心のBGMはユーミンの「青いエアメイル」でした。 


松任谷由実 - 青いエアメイル

 

私たちのは、エアメイルじゃありませんでしたが、

そうしたやりとりが

「やがては とだえて しまうのかしら?」

という歌詞は、

まさにそういう心境だった

18歳の初夏でした。

 

お付き合いありがとうございます。