芸術は心のごはん🍚

家族泣かせ・多趣味女のブログです。浅田真央ちゃん・バレエ・映画・読書(小説・漫画)・アニメ(主に昔の)大好き。主に書評・映画・音楽等の芸術の感想、紹介文を書いています。時々、子育て記録・懐メロ替え歌、素人イラストもアップします。

20代   〜 小さな 〜

こんにちは!

今回は記憶の続きです。

 

 

 

前回かきましたが、私は21、22歳の頃、同じ職場の「おじさん」の勧めで、「運転免許」を取得しました。

ちなみに、教習所の費用は、私のささやかなお給料から支払いました。

両親は「車は買ってやるから、そちらは自分で(なんとかしろ)」と、いっていました。

しかし、実際に両親が車購入の約束を果たしてくれたのは、それから10年以上後のことです。

 

実父は、クルマも運転免許も持っていなかったため、私は「路上練習」がなかなかできず、頼める親類縁者もおらず、大変こまりました。

そう言うことを引き受けてくれたのも「おじさん」でした。

どうにかこうにか試験に合格し、私が運転免許を習得した時、自分のことのように喜んでくれたのは、両親よりも「おじさん」でした。

 

おそらくですが、両親が望んでいたのは「少しでも履歴書にハクがつく資格」のみであって、実際に私が車を乗り回すことは、望んでいなかったのだと推測します。

 

「おじさん」は、

「よくがんばったなー!えらかったなー!とてもめでたい事だから、お祝いしなくちゃなー」

といった、惜しみない「お褒め」の言葉と、ご褒美だといって、

「立派な皮のお財布」

をくれたんです。

 

私はその時、自分が初めて「一人前の」「大人」として認められた、扱われたような気がして、大変嬉しかった事を覚えています。

そう言う事をしてくれたのは、

「両親」でも「その道の権威」でもなく

 ほとんど、なんの因果関係もない、気さくで明るい「おじさん」でした。

 

それから私と「おじさん」は、次なる難問に取り組む事にしました。そう

 

転職問題 

 

です。

 

私だけでなく、一「おじさん」から見ても、

「この職場は、アカン」

という状況だったようです。

 

まず、忙しすぎる。

重労働。

機械化の波に遅れた労働環境。

休みの日が少なくて、出会いの場もない。

 

それだけでなく、私は「おじさん」に打ち明けました。

できれば、自分は、自分がやりたい職業の資格が取れる専門学校にいって、自立したいんですと。

 

その事で、「おじさん」は、私と一緒に、両親を説得する努力をしてくれました。

おそらく、私が家庭内、多数決で、2:1にならないように。せめて、2:1・5くらいになるように。

それでも、両親の心が溶けるには至りませんでした。

「おじさん」が帰った後か、それとも、その場はお茶を濁す程度にごまかしておいて、数日後に改めてだったか覚えていないのですが。私は両親から次のような事を言われました。

 

今更 何年か学校に行って、資格とって、それから就職して、(結婚)相手探すのか?そうしている間にお前27とか8だぞ!婚期を逃すぞ!」

「今更、学校って、それにどれくらいの時間とお金がかかると思ってるんだ?」

「第一、お前にそれが(能力的に)できると思っているのか?」

「昼間働きながら、夜勉強するのか?」

(あくまでも経済的サポート拒否のご発言)

 

云々かんぬん。

 

「働け!」の次は「婚期」ですか…

いつの間に、私、そう言う事考えて良い御身分になってたんでしょうかね?

しらなかったわー きーつかなかったわー

 

思わずうたいたくなりました。

 

「かーねがなりまーす きん 婚 かーん」

 


鐘の鳴る丘主題曲 「とんがり帽子」 (川田正子)

 

 

言うまでもない事かと思いますが、「婚期」って、今のご時世、死後なんじゃないかなと。

 

結局、(私が希望する学校が「他県」なこともあり)地元で、簡単に取れる資格を取る学校に数ヶ月通う、という狭量なところで、ようやく親は納得しました。

経済的援助なしで。

 

その親子戦争なかで、追い詰められた私は、さすがに

プチッ と(堪忍袋の尾)が切れて

両親に向かって大声で叫びました。

 

「なぜそこまで、なにもかも ダメ なの!?」

 

すると両親はこんな事を言ったと思います。

 

「ご近所さんにあんたの大声を聞かれると、私たち(親)が恥をかくから、やめてくれ」

 

 だそうです。

 

脱線ですが、もう一度こちらの本を紹介します。

 

「自分がない大人」にさせないための子育て

「自分がない大人」にさせないための子育て

 

 

この本のなかで、著者の方は、子供の人生を奪うがごとき過干渉について、確か

プチ虐待」

と、お書きになっています。

 

そこを読んだとき、私という一個人のどこかが

 

「プチッ」

となりそうでした。

 

という訳で、私もよくこの言葉を使っていたのですが、最近は

「プチ」とついているもので、心が和むのは、

この本だけだなあと。

 

星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)

 
絵本 星の王子さま

絵本 星の王子さま

 

 

「ぷちー ぷらーんす ぷちー ぷらーんす ルルルルルールールー ♩」

(アニメ「星の王子様」の主題歌ですm(_ _)m)

 

さらに脱線ですが、私が「サン・テグジュベリ」さんの存在を知ったのは、この曲を聴いてからです。

 


菊池桃子 - 卒業 -Graduation-

 

今日、数十年ぶりにこのうたを聞いたのですが、若い頃の自分がいかに

木枯らし紋次郎」だったか、

改めて考えさせられた、

水曜日の昼下がりでありました。

 

お付き合いありがとうございます。