芸術は心のごはん🍚

家族泣かせ・多趣味女のブログです。浅田真央ちゃん・バレエ・映画・読書(小説・漫画)・アニメ(主に昔の)大好き。主に書評・映画・音楽等の芸術の感想、紹介文を書いています。時々、子育て記録・懐メロ替え歌、素人イラストもアップします。

樋口一葉「たけくらべ」の内容 その七 〜 蝶よ花よと育てられ 〜

今回も「たけくらべ 」紹介の続きです。

 

14 酉の市の日

 

この年は、酉の市(例年11月の酉の日に行われる祭)が、

三の酉(三の酉まである年は、何か特別な意味があるようなのですが、うまく説明できませんm(_ _)m)まであり、神社は大にぎわい。

吉原も、大祭(?)にかこつけて遊びにきた(?)若人たちで大にぎわ…い…(?)

吉原の住人たちも、ここは稼ぎ時(?)と、活気付いてる様子。

 

正太郎は、この日家業(?)手伝いの休みをもらい、祭り見物を楽しんでいました。

学校仲間の団子屋の息子が営む汁粉屋をのぞいたら、忙しくて材料の飴が品切れになりそうで困り果てていたため、その場をしのぐ(?)知恵を教えてやると、

おまえは、頭がいいねえ、商人(あきんど)向きだねえ・・的な事を言われ、複雑な心境になった(?)ようです。

そんなの大した知恵じゃないよ…それよりも、美登利さんがどこにいるか知らないか?

団子屋の息子に尋ねると、

(団子屋)

美登利さんなら、さっき俺の家の前を通った時、髪を島田に結って、とても綺麗だった・・

(正太郎)お姉さんよりも綺麗だよ、でも花魁になるのでは可哀想だな・・

(団子屋)いいじゃないか、そうなれば、俺は来年から仕事でお金を貯めてあの子を買いに行く・・

(正太郎)洒落くさい事を言ってゐらあそうすればお前はきつと振られるよ。(原文)

(団子屋)何故何故。(原文)

(正太郎)何故でも振られる理由(わけ)があるのだもの、(原文より)

・・・笑いながら、別れの挨拶をし・・

十六七の頃までは蝶よ花よと育てられ、と怪しきふるへ声にこの頃此処の流行(はやり)ぶしを言って、今では勤めが身にしみてと口の内にくりかへし、(原文より)

祭りの人混みの中に(小さな)身体は忽ち隠れたのでした。

 

すると廓の角で、向こうから番頭新造(上位の遊女の諸事世話をする女性?)と一緒にくるのは、美登利でした。本当に初々しい大島田に結った髪に鼈甲をさし、花簪をひらめかせ、色鮮やかな装いで、京人形の様

正太郎は、あっと思い、いつもの様には抱きつきもしないで見ていると、

気が付いた美登利が走り寄り、連れの女性に、もう此処でいいですから・・というと、

あれ美いちゃんの現金な(現代語訳より)・・

等々言いながら女性がどこかへ行ったので、正太郎は美登利の袖を引いて

よく似合うね、いつ結ったの・・等々、いつもの調子で甘えてみると

美登利うちしほれて口重く、姉さんの部屋で今朝結って貰ったの、私は厭でしょうが無い、とさし俯向(うつむ)きて往来(ゆきき)を(原文より)

恥じるのでした。

 

色々 迷ったのですが、今回のBGMはこちらにします。

この日の美登利が 京人形 の様 だと、表現されていましたので。

映画「SAYURI」の曲です。

作曲者のジョン・ウィリアムズさんとヨーヨー・マさんの演奏です。


Memoirs of a Geisha | John Williams and Yo-Yo Ma | Live

 

私は、映画「SAYURI」を見ていません。ストーリーもよく知りません。

少し調べたところ、

 

SAYURI」は 1929年(大恐慌時代、大正時代)頃、京都、祇園の芸者さんのお話の様です。

たけくらべ 」の美登利は、吉原の、将来花魁(一般に上位の遊女の称)になる事を要求されている少女です。

 

芸者と花魁は違うと思います。

それでも、着物の日本女性の美しさを表現してくださっている曲だと思いました。 

 

サントラはこちらです。 

 

ありがとうございます。