2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
みなさま、いかがお過ごしですか? 今夜は、久しぶりに「村上RADIO」の日です。 www.tfm.co.jp ありがとうございます。
以前作りました「たけくらべ」の替え歌②です。 寂しい歌なので、夜のうちにアップすることにしました。 佐野元春さんの「彼女」を、改めて聴いていて、 前半は 正太郎だなー 後半は 信如だなー と思い、替え歌にしました。 という訳で、 佐野元春さんの「彼…
こんにちは! 現代語訳、最後の章の第十六章です。 たけくらべ 第十六章 (祭りの後、霜の朝) 正太が(道を)真一文字にかけて、人中を抜けつ潜りつ、筆やの店へ走り込むと、いつの間にか祭の店じまいを済ませた三五郎が、そこに来ていた。 前掛けのポケッ…
引き続き、失礼します。 たけくらべ 第十五章 (大人に成るは) 悲しく、恥ずかしく、人に知られたくない事が自分の身にあるので、人々の褒め言葉は(かえって)あざけりの言葉に聞こえるだけ。島田の髷(まげ)の美しさに振り返る人たちがあると、それはか…
こんにちは! 今日も引き続き、失礼します。 たけくらべ 第十四章 (蝶よ花よと育てられ) この年は、十一月の酉の市が、三日間ある年であった。中日は雨でつぶれたが、前後の二日は天気に恵まれ、大鳥神社の賑わいは凄まじいものだった。 この祭りにかこつ…
今日は、もう一記事。 過去記事を編集し直しました。 「たけくらべ 」続きで失礼します。 因みに、この小説は、第十六章で完結します。 前回記事のBGM曲として、こちらも浮かびました。 明るい曲調ですが、場面とオーバーラップする点もあるように感じ、 「…
度々失礼します。 今回は「たけくらべ」 クライマックス 後半 現代語訳です。 たけくらべ 第十三章 (雨に濡れた紅葉の友仙) ここは大黒やの前だと思った時から、信如は自然と恐ろしくなって、左右を見ずに、ひたすら歩いていた。しかし、あいにくの雨、あ…
今日も、引き続き、こちらについて、失礼します。 私は、ちょうど一年ほど前に、ふとした事がきっかけで「たけくらべ 」を読みました。 そして、素晴らしい作品だと思い、にも関わらず、古典なので、原文のままでは現代の人には 解りづらいことも痛感しまし…
こんにちは! 引き続き、現代語訳、失礼します。 たけくらべ 十一章 〜 信如と美登利と正太郎の(二等辺三角形的?)関係 〜 正太が、くぐり戸を開けて、 「ばあ!」 と言いながら顔を出すと、その人が二、三軒先の軒下をたどって、トボトボと歩いていく後ろ…
こんにちは! 今日も前回の続きです。 たけくらべ 第十章 (夏から秋への移り変わり・秋雨の夜) 祭りの夜は、田町の姉の所へ使いを命じられていたので、信如は夜更けまで家に帰らなかった。 (そのため)筆やの騒ぎの事は全く知らず、翌日になってから丑松、…
こんにちは! 引き続き、現代語訳、失礼します。 たけくらべ 第九章 (信如の生い立ち) 「如是我聞(かくのごとく、我聞けり)」、「仏説阿弥陀経(大乗仏教の経典一つ)」 声は松風に調和して心のチリも吹き払えるはずの、お寺様の庫裏(くり:台所の建物…
※4月9日午後に記事を一部変更、追記しました。 こんにちは! 今日から再び、学校が休校になりました。 日々、慎重に、丁寧に暮らしたいです。 たけくらべ 第八章 (吉原の情景・その場所における美登利の立場) 「走れ!飛ばせ!」 の、夕方(の勢い)に比…
たけくらべ 第七章 (彼もとても繊細) 龍華寺の信如、大黒屋の美登利。二人とも、学校は育英舎である。 今年の四月の末、桜が散って青葉のかげに、藤の花見という頃、春の運動会を、水の谷の原で行った。つな引き、まり投げ、縄跳びなどの遊びに、日が暮れ…
こんにちは! 「たけくらべ 」の続きを失礼します。 たけくらべ 第六章 めづらしい事(もあるものだ)。この炎天下に、雪が降りはしないだろうか? 美登利が学校を嫌がるとは、よくよく不機嫌(なのだろう)。 朝食がすすまないなら、後で鮨でも(出前を?)…
私が住む地域は、学校が休校ではありません。 ですが、一保護者として、休校を希望します。
立て続けに失礼します。 今回は、セリフの様に思えた箇所を、太字にしてあります。 たけくらべ 第五章 待つ身につらき夜半の置炬燵(昔の端歌の一節)それは恋でしょう。 吹く風が涼しい夏の夕暮れ、昼の暑さを風呂に流して、身じたくの姿見(鏡)の前。 (…
引き続き失礼します。 たけくらべ 第四章 年中いつも、太鼓や三味線の音色に事欠かない、こうした場所(吉原)でも、祭りは特別な日。秋の酉の市を除いては、一年に一度の賑やかな行事である。 三島様、小野照様、お隣どうし、負けるものかという競争心が面…
今日も昨日の続きです。 縦書きにしたいのですが、できずに失礼します。 「たけくらべ」 第3章 解けば足にも届くだろう髪は、赭熊(しゃぐま)と言う、名前は恐ろしげだが、今の流行りで、良家の令嬢もなさる事だといわれている結い方。 色白で鼻筋も通り、…
今日は続けて失礼します。 二章は、要約ではなく、あまり省いていません。 たけくらべ 第二章 八月二十日は千束神社の祭りなので、山車屋台に町々が見えを張って、(山車を担ぐ若者達が?)土手を登って廓内にまで入り込みそうな勢い。ここらに住む若者達は…