昔憧れていた職業 その1

私がブログを始めた理由について、少し書きたいと思います。

私がハマったものは多々あるのですが、その中でも、自分が一番苦しかった時に、私の心身を救ってくれたものは、やはり「映画」だったと思います。

「ニュー・シネマ・パラダイス」の「トト少年」程ではないかもしれませんが、私にとって、「映画館」とは、「家」よりも「学校」よりも居心地の良い「居場所」「学び舎」そして「パラディッソ」だったと思います。

その空間は、タイム・マシンや、飛行機のかわりに、いつも私を、過去や未来・様々な場所へ連れて行ってくれましたし、たくさんの印象的な映画音楽を聴かせてくれました。そして様々な登場人物たちの立場に自分が立った様な気持ちにさせてくれ、泣いたり笑ったり、怒ったり、ハラハラさせてもらっていました。そして本当に、たくさんの事を教わったなあと、つくづく思います。

そんな訳で、若い頃には、「映画評論家」という職業に、憧れていた時期もありました。現在は、ある意味で大変便利な世の中になりましたので、「自分のブログ」という場所で、前からやりたかった事をやってみようと思い、このブログを開設しました。

まだ始めたばかりで、家の建築でいうと、やっと「棟上げ」という段階の様な気がします。自分に取っても、訪問して下さる皆様に取っても、できるだけ「居心地の良い」場所になるよう、努力していきたいと思います。