今日は、敬愛する淀川長治氏の命日です。
先日、淀川さんの事を書こうと思い、少し調べていて、今日が命日だと知りました。
「ファンです。」と語るには、知らない事ばかりなのですが、私はとにかく、淀川さんの映画解説が大大大好きでした。
若い頃は、解説されているお姿をテレビで見る事しかありませんでしたが、漠然と感じていました。
「どうしたら、この様な素敵なご老人になれるんだろう?」
「自分も、この様なおじい…じゃない、おばあちゃんになれるといいなあ」
その頃の自分は、淀川さんの事を、とにかく、仏様の様に温厚で、お茶目な方だと感じていました。最近になって、その人生について少し調べてみて感じたのは、表情は穏やかでも、心の内側はいつも、愛情、情熱、純粋さ、良い意味での激しさ、思慮深さが溢れていたのではないかという事です。
そして、歳を幾つ重ねても、少年の頃、若い頃の気持ちをずっと持ち続けた方だったのではないかと思います。
今手元に、淀川氏の著書「ぼくが天国でもみたいアメリカ映画100」があります。
(これから読みます。)
きっと本当に、天国でも映画三昧なのだろうと想像しつつ、淀川さんの似顔絵を描いてみました。(久しぶりに絵を描きました)
淀川さんは、私の心の「おっしょさん」です。
私も、(できれば)何十年後かに、無事、天国行きの切符を手に入れられる様、日々を大事に過ごしたいと思います。
淀川先生、映画と映画の間の休憩タイムで良いので、天国から私たちの事を見守っていてください。
沢山の名解説を、本当にありがとうございます。
それでは、一度やってみたかった事を、失礼致します。m(_ _)m
(淀川さんの名台詞…「よ」か「い」で迷ったのですが、自分の昔の印象で、いってみます)
「それでは皆さん、 さいならっ さいならっ さいなら ♪」