以前、恩師に、こう助言されました。
「自分がもし男だったら、どんな人物になるか、想像してみると面白いのでは?」
それ以来、ずっと考えていました。そして最近思いました。
多分、私が男だったら、モーツァルトのオペラ「魔笛」の登場人物の「パパゲーノ」みたいな男だったんじゃないかと…
実は、このオペラの内容は、随分昔に、一度テレビで観たのと、漫画「のだめ・カンタービレ」を読んで得た知識だけなのですが…勉強不足で申し訳ありません。
つまり、「おバカで、お調子者で、騙されやすく、堪え性のないダメ男」みたいな…?という気がします。
多分、ダメ男…だけど、なんか憎めねーと、思ってもらえるといいな…なんて💦
夜の女王のアリアとかも素敵ですが、やはり私は「パパゲーノ」の歌が好きです。
「恋人か女房が」
(…ぱ・ぱ・げーえのお ずい〜 ♪)
どこまでもノウテンキで、変な野心がないところが好きです。
そしてこのオペラの、大衆的でコミカルな部分が好きです。
そんでもって、成り行きで良いんで、私も「魔法の鈴」が欲しいな…などと思います。
正義感、義務感とか、切羽詰まったような原動力よりも、愛とか楽しみの力で、人々を一時でも幸せにできるような力なのだろうかと想像します。「魔法の笛」の効力がなんなのか、まだよくわかっていないのですが…
そんな訳で、パパゲー「ナ」じゃなく、どこまでも「ノ」な私です。
…すまん、夫!と、(一瞬)思った数秒後、「さだめじゃ〜」と開き直る鬼妻…
「オバちゃん、オバちゃん」言ってますが、自分はもしかすると、心の「核」の部分は、そうとう「オヤジ」なのでは…���
と思う、今日この頃です。