映画「ネバーランド」について 〜血の絆を超えた、劇作家と大家族との愛ある交流〜
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
私は今日は、映画「ネバーランド」について、書きたいと思います。
2004年 アメリカ・イギリス映画
「ネバーランド」 原題「FINDING NEVERRAND」
監督 マーク・フォスター
製作 リチャード・N・グラッドスタイン/ネリー・ベルフラワー
脚本 デイヴィッド・マギー
キャスト
ジェームズ・バリ ジョニー・デップ
シルヴィア ケイト・ウィンスレット
メアリー ラダ・ミッチェル
チャールズ ダスティ・ホフマン
ピーター フレディ・ハイモア
ピーター・パン ケリー・マクドナルド
劇作家のバリは、スランプが続いいていて、新作劇も失敗作に終わったばかり。
妻メアリーとの仲も冷めており、バリは、日課のケンジントン公園への散歩で、心身の充電をし、次なる創作へ取り組もうと試みていた。
そんなある日、バリは公園で、未亡人のシルヴィア・ディヴィスと、その4人の息子たちと出会う。
長男ジョージと次男ジャックは、頼もしい少年だが、末っ子のマイケルはまだ幼い幼児で、感受性の強い3男のピーターは、父親の死をきっかけに、何事も楽しもうとせず、心を閉ざしていた。
バリとデイヴィス一家は、不思議な導きによって交流を深めていく事で、それぞれの心の傷が癒えていく事を実感する。しかし、彼らの特殊な関係を理解できない人々もおり、彼らは、世間の心無い噂にも心を悩ます。
そんな中、母シルヴィアの病が発覚する。
バリは、デイヴィス一家を気遣い、進んで援助する一方、少年たちとの遊びや、一家との交流からヒントを得た、新しい劇の執筆を進め、やがて、「ピーター・パン」の初演の日を迎える・・・。
私は、2000年くらいを境に、映画館に行く回数がガタッと減ったのですが、この映画は、映画館で観ることができて、本当に良かった思っています。
あの「永遠の名作」「ピーター・パン」が、どのようにして生み出されたのか、実際にあった出来事が、とても分かりやすく表現されています。
実話としては、バリがデイヴィス一家と知り合ったのは、シルヴィアの夫が、まだ生きている時で、息子は全部で5人ですし、その後夫人が亡くなるまでの年数は、長かったものと推測されます。(はっきりしなくて、申し訳ありません)
でも、それを一本の映画として表現するには、難しい所があったのではないかと、私は思います。
実話としての彼らの交流を知る事ができる、素晴らしい写真集がありますので、そちらも紹介させてください。
私は若い頃、この写真集を、図書館で借りて読みました。
とても素晴らしい写真集でしたので、購入したいなと思っています。
ミュージカルの事も、この物語が、舞台上で、どんな風に表現されているのか、特に、劇中劇のシーンとか、どうなっているのかなーと、すごく興味があります。
いつか、観に行きたいです🎵