こんにちは!
今回は、前回の記事についての補足的な事を書かせて頂きます。
まず、サン=テグジュベリさんと、その作品の「星の王子様」についてです。
私は、菊池桃子さんの「卒業」という曲を14、5歳の頃にテレビで聞くまでは、テグジュベリさんの事を、全く知りませんでした。
だから歌詞の
「たんじょーおーびーに さんてーぐじゅーべーりー ♩」という部分を耳にしたとき、
「…あの、呪文のような言葉は、何?」
って、思ったんです。
そのご、「ベスト・テン」か何かの番組で、「星の王子様」の作者のお名前だということをしって、そーなんだーと思ったものです。
私は確か、高校1年のときに、学校の図書館で借りて、初めて「星の王子様」を読みました。その事で忘れられないエピソードがあります。
うちには今現在、この本がありませんので、うろ覚えなのですが、確か、語り手の男性(飛行士)の言葉として、次のような事が書かれていたと思うのです。
「わたしは この本を ねころがってなどしながら 読んで欲しくはないのです」
で、そこを読んでいた、まさにそのときの私は、
「ねころんでよんで」いたんです。
なので、慌てて起き上がって、正座して、心して最後まで読んだ訳なんです。
天に向かって「大変、失礼しました」と、拝んだような…?
素晴らしい絵本です。
- 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,河野万里子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 文庫
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次に、「木枯らし紋次郎」さんについて、しっている事を書きます。
こちらは、1970年代前半に放映されていた、同名の時代劇のドラマで、その主人公の名前です。
紋次郎さんは(時代ははっきりわかりません)、貧しい農村の農家に、望まれなかった、何人目かの子供として生まれました。
おそらく貧乏で孤独だった紋次郎さんは、若くして、一人で放浪の旅に出ます。
ドラマでの紋次郎さんの有名なセリフがこちらです。
「あっしには かかわりのねえ ことで ござんす」
(実際の、ドラマでのセリフは違うかもしれません)
一人、あてどもなく方々の村々を旅して渡る紋次郎さんは、ニヒルに、控えめにこのセリフを口にしつつ、実は心優しい、頼れる男性なので、結局、いく先々の諸々に、巻き込まれたり、誰かを助けようとしたり、色々するようなのです。
ある意味強いらしいのですが、武士でもなく、農村出身なので、おそらく学もなければ、戦い方も、独自スタイルというか、独学で身につけたスタイルで乗り切るようです。
いつも、ながい爪楊枝のようなものをくわえています。
脱線ですが、「ドカベン」の岩木くんの葉っぱのルーツなのではないかなと、個人的に思い込んでいます。
私は、このドラマを見ていないので、はっきりしたことはわからないのですが、上に書いたセリフが有名なことだけは知っていました。
以前の記事で、私は自分のことを
「木枯らし紋次郎・症候群」ではないかと思う。
と書きました。
でも、病気のような扱いは、やはり違うのではないかなと、最近思うようになりました。という訳で
「木枯らし紋次郎・状態」と呼ぶようにしようかなと。
私は、恋愛がメイン・テーマのいわゆる「トレンディー・ドラマ」や「少女漫画」、「恋愛小説」、「流行歌」を見たり読んだり聞いたりするたびに、
「あっしには かかわりのない ことで ござんす」
と、どこか他人事のようにしか思えないで、随分長いこと、生きてきてしまったような気がするなあと、思うときがあるのです。
そのようなドラマであり、主人公の紋次郎さんのようなのですが、そのドラマの主題歌は、紋次郎さんの絶対に語らない本心は本当はこうなのかな?と思わせる、非常に「男らしさ、男のロマン、希望、優しさ」を訴えかけるような、力づよく、美しくカッコイイ名曲なのです。
名台詞とのギャップと上篠恒彦さんの素晴らしい歌声を、ぜひお楽しみ下さい✨
私は、この動画で上篠さんの声量、歌唱力に、いたく感動しました。
上篠さんの「テヴィエ・パパ」で、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」聞いてみたいなーと思って調べたら、一度おやりになっていた時期があるようです。
まだ説明不足のような気もしますが、今日はここまでにしておきます。
お付き合いありがとうございます。