芸術は心のごはん🍚

家族泣かせ・多趣味女のブログです。浅田真央ちゃん・バレエ・映画・読書(小説・漫画)・アニメ(主に昔の)大好き。主に書評・映画・音楽等の芸術の感想、紹介文を書いています。時々、子育て記録・懐メロ替え歌、素人イラストもアップします。

母と家と私   〜 10歳ごろの記憶 〜

こんにちは!

今日は、迷いましたが、いつか書こうと思っていた、昔の母の記憶です。

不愉快な話になるかもしれません。

 

10歳ごろ、私の自宅で、近所の同級生の女の子と遊んでいた時のことです。

 

 

 

断片的な記憶です。

 

おそらく女の子二人だけで遊んでいたのだと思います。

私の家の車庫で遊んでいた時、理由は忘れましたが、相手の友達と少し喧嘩になってしまいました。おそらく、私が彼女に対して、無神経なことを言い、その子を怒らせてしまったのではないかと思います。

 

そして、おそらく、怒った友達が私に

 

「あんた、この家から出て行って!」

と言う様なことを言い、車庫の入り口付近にいた私を、扉の外に押しやったのだと思います。ほんの軽く。

 

それを、たまたま見ていた私の母が、その友達に対してすごく腹を立て、次の様な大人気ないことを彼女に言いました。

 

「この家は、〇〇の家なんだから、あんたが〇〇に、この家から出ろなんて言わないでちょうだい!!」

 

そして母は、さも

「あんたのために援護射撃をしてやったよ!」

と言わんばかりの、得意げな表情を私に向けてから、その場をさって行きました。

 

でも、私は、その場に凍りついてしまいました。

なぜなら、その私の友達が

 

ご両親の事情で、小学校時代から、祖母と叔父一家の住む私の近所の家に住み、不本意であろう生活を送っていた10歳の女の子だったからです。

 

その事は10歳の私よりも、母の方がずっと良く聞き知っていただろう事だったからです。

当時母は、今の私と同じくらいの年齢だったはずです。

 

私は、その友達に申し訳ないと思いながらも、なんと言葉をかけたらいいかわからず、母を怒ることも出来ず、その場に凍りついてしまいました。

今、思い出してみても、その母の発言は、二人だけなら、もっと簡単に修復可能だった私たちの友人関係を、返って拗らせただけのことだった様にしか思えません。

 

その友人は、クラスはずっと違いましたが、中学時代も同じ中学で、真面目に努力し、推薦で高校に入り、立派な会社に就職しました。私より、ずっと立派です。

 

 私は、昨年、両親(特に母)が、私に対して、20歳前についたひどい嘘の可能性に気づいた時、この時の記憶を思い出しました。

そして、(この様なことを10歳の私の友達に言えた)母だから、人様の御宅の19歳の青年にも、ひどい事が言えただろう、と思うに至りました。

 

基本的には、母も父も、他人様、親類縁者、ご近所様には、大変、気を使い、悪い人間だと思われない様に、気をつけて生きて居ました。

そのため、私の友人知人の多くは、母の本音を知りません。

「良いお母さんだ(だった)ね」

と言います。

私の主人ですら、つい最近までは、

「お前とお義母さんが、会えば喧嘩しているのは知っていたけど、なぜお前がそんなにお義母さんに腹をたてるのか、今までは理由が分からなかった」

のだそうです。

 

私は、母が、基本的に私の知り合いから嫌われない理由について、少し考え、出した一つの結論があります。

 

母は、基本的に、

「人様(親類縁者、友人知人、娘の友人知人)に対して、否定的な事、責める様な事、怒る様な事を言わないばかりか、その人と娘と比べ、積極的に褒めたり煽てたりしていた。そして自分達のことを謙遜(卑下)していた。

その一方で、家の中、家族の中では、私と言う娘を、とことん貶め、否定し続けた。」

と言う事です。

 

そのことについての例外が、

 

私と(何よりも大切な)家・土地との結びつきを脅かす様な事をしたり言ったりした(と思われる)相手であり、

その相手には、(それが誰であろうと、娘に残酷な本音をぶつけるのと同じレベルで)とことん残酷になれたのではないかと感じています。

 

そして、改めて思いました。

私と言う娘が、約50年前という時代の40歳夫婦に、望まれて生まれたわけではなかった。

「後継にする」と言う「条件」付きでなければ、存在を認められ、養育してもらえなかった。

戦中・戦後に青春と自由を奪われた自分達に、(遅く)生まれた娘の時代には、自分達の時には想像もできなかった、豊かで恵まれた時代になっていたことに、腹を立て、私という娘を妬まずにはいられなかったのではないか。

 

母という人に幼いながらもゾッとした、もう一つのエピソードはこちらです。

 

obachantoarts.hatenablog.jp

 

100%真実ではないかもしれませんが、私が48年かけて出した、私なりの結論です。

 

私は、昨年、こちらの本を読みました。

「血の轍」は個人的に、あえて、読むことをオススメはしません。

とてつもなく怖いです。 

血の轍(1) (ビッグコミックス)
 
血の轍(2) (ビッグコミックス)
 

 

「自分がない大人」にさせないための子育て

「自分がない大人」にさせないための子育て

 

 

「血の轍」という漫画は、あまりにも恐ろしすぎて、私は、2巻で挫折しました。それ以降は、怖くて読めません。読むつもりもありません。怖すぎて。

 

ただ、こうした本が、今の世の中に出版されているということは、私の様な苦しみを抱える若い人たちが、現代にも、多くいるということなのだろうと思うのです。

 

たとえ文明が進歩しても、歪んだ価値観の負の連鎖は、続いているのではないかと思い、恐ろしくなりました。

 

現代の子供たち、若者が、強く、優しく、主体的に、柔軟に、自由に、楽しく生きられる世の中であって欲しいと願います。 

 

次回は、明るい記事にする予定です。

お付き合いありがとうございます。