芸術は心のごはん🍚

映画・小説・漫画・アニメ・音楽の感想、紹介文などを書いています。

児童文学「モモ」について  〜 豊かな時間 豊かな想像力〜

こんにちは!

 

今日は、こちらの本の紹介を、したいと思います。

多忙社会、情報社会、効率重視が更に進み、今年はコロナの問題も抱えた世の中。

そんな状況の中だからこそ、お勧めしたい一冊です。

 

児童文学「モモ」(ミヒャエル・エンデ 作)のストーリーについて、非常に分かりやすく解説してくださっています。

著者は、河合俊雄先生(京都大学教授、臨床心理学者)です。

 

 

こちらのテキストを読み、改めて「モモ」という物語が

 

「人の話を聞く」ということの大事さ、難しさ

「人に話を聞いてもらえる」事の嬉しさ、大切さ

「時間」という「宝」の尊さ

「遊び」「想像力」「ファンタジー」の重要性

 

について気づかせてくれる、考えさせてくれる、素晴らしい物語である事を

思い出しました。

そして、改めて、メチャクチャ面白い物語だと思いました。

 

私は、中学3年生の時、こちらの原作を読みました。

モモ (岩波少年文庫)

モモ (岩波少年文庫)

 

 

ここ20年ほどは、読み返す事もなかったと思います。

 

先日、ふと、映画「モモ」を見ようと思い立った私。

1980年代後半の映画だったと思います。

 アマゾン・プライムと、DVDを探したのですが、見つかりませんでした。

モモ [DVD]

モモ [DVD]

  • 発売日: 2002/05/24
  • メディア: DVD
 

 

DVDは品切れだったのですが、検索で、上記のテキストの存在を知り、購読した次第です。

映画も、できれば、もう一度観たいです!!!

 


Angelo Branduardi - La canzone di Momo (Momo's Lied)

 

この曲が忘れらせません。カンツオーネだったんですね。とても優しく美しい曲です。

 

お付き合い、ありがとうございます。