芸術は心のごはん🍚

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『時をかける少女』著者:筒井康隆 をaudibleで聴きました。  〜 突然の変化に悩む少女の気持ち 〜

こんにちは。

 

一昨日の事件のことを知り、一国民としてショックで落ち着かない中、今日は選挙に行ってきました。

それが今私のできる事かなと思いました。

 

 

今回は、こちらの小説について少し書きます。

 

先月、オーディブル の朗読で聴きました。

映画化された作品は、全て視聴したつもりなのですが、考えて見たら、原作はまだ未読だった事に、今更気付きました。

朗読で、3時間弱の長さでしたので、私は数日で聴き終える事ができました。

 

原作の初版は、1967年だったのですね。

今回、原作を朗読で聞いて、その時代観を何となく感じました。私はその頃は、まだ生まれてもいなかったのですが。

 

原作が初めて出版されてから50年以上経つという事なのですが、

 

ずいぶん変わった というか 進化した と感じる部分と

今も変わっていない のではないのかな? と感じる部分が、ある様に思います。

 

原作で、映画版(特にミレニアム以前の作品)よりも、より顕著に感じたのは

 

主人公の少女が、自分に起きた変化を、100%マイナスに捉え、悩み苦しんでいる点です。

他の人と違う様になってしまった という事を、とても恐れている・・・と、改めて感じました。

 

そして、主人公たちの学年が中学3年生だった事に、少し驚きました。

映画の方では、全て高校生だった様に思いましたので。

 

映画の83年版のラスト・シーンの意味とか

アニメ版のラストの方で、男の子が主人公に耳打ちする言葉の意味が

私は今まで、よく理解できていなかったのですが、

 

原作のラストを知って、ようやく理解できた様に思います。

 

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こちらのアニメ版は、先日TV放映もされていたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

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暑さが続きますが、皆様ご自愛ください。