こんにちは。
今日は、浅田真央ちゃんのあの
ソチ・オリンピック、フリー・プログラム
「ラフマニノフピアノ協奏曲第2番、第一楽章」の演技について、私が知っていることを少し書きたいと思います。
私は音楽の専門家ではありませんが、
あの奇跡のような演技を見てから、ようやく、なんかおかしい
と思うようになり、
私なりに、調べられることを調べるようになりました。
まずは、この曲について調べました。
(ウィディベキア参照)
この曲は、ラフマニノフが、1900年頃に、作曲したピアノ協奏曲です。
この数年前、彼は、初めての交響曲、第一番の初演でその曲の真価を認められず、酷評されたようです。
その後、精神的に(おそらく肉体的にも)ひどく落ち込み、うつ症状などに苦しんだ時期があったようです。
このピアノ協奏曲、第2番の作曲と成功は、ラフマニノフさんが、そうした苦悩から立ち直る大きなきっかけの一つとなったようです。
(私の方で、勘違いがありましたら、申し訳ありません。)
そして、浅田真央元選手の、ソチでの演技がこちら
またしても、使ってはいけない動画でしたら、申し訳ありません。m(_ _)m
プログラムの始まり、私は大きな「苦しみ」と「覚悟」「決意」のようなものを感じます。
トリプルアクセルの成功。
その後の一つ一つの動作、所作、ポーズ、技、ジャンプを、とてつもなく丁寧に決めていく中で、更に高まる
情熱、真摯さ、エネルギー、喜び、苦しみからの立ち直り、強さ、優しさ、美しさが、本当に素晴らしいと思います。
このピアノ協奏曲第2番、第一楽章を、こんなにも美しさ、難しさ、チャレンジ精神、説得力を持って表現している、フィギュアスケート・プログラムを、私個人は、他に知りません。
そして、演技終了後の、オリンピック選手としての浅田真央ちゃんの様子。
悔しさ、喜び、達成感、安堵感、感謝、多くの思いが混じり合った、しかも、
偽りのない、正直な、純粋な、可憐な、強さ、美しい動作、表情を、私は一生忘れません。
このイラストは、3年前に描きました。
絵のタイトルは
「フィニッシュへのスパイラル」です。
お付き合いありがとうございます。