芸術は心のごはん🍚

映画・小説・漫画・アニメ・音楽の感想、紹介文などを書いています。

親子関係の負の連鎖からの卒業

若い頃の私は、フィクション系の小説ばかり読んでいましたが、子どもを育てるようになってからは、教育本や自己啓発系の本を、多く読んでいるように思います。なぜかというと、「どう子どもを育てたらいいのか」解らなかったからです。

ただ一つだけ、はっきりと決意していた事は、

「自分の母親のような母親には、なりたくない」

という事です。

「あんたのためを思って」

「苦労させたくないから」

「あんたの事を一番よく理解しているのは、私だ」

「あんたは、私の言う事(命令)を聞いていれば、間違いないのだ」

一見、愛情のこもった様な母の言葉がけに、私は、自分でも無自覚のうちに

ひどく傷ついていた様に思います。

 

今にして思うと、明らかに母は、子どもを自分たちの「所有物」とみなしていたと思いますし、「養育の労力」に対する見返りを、当然の如く子に要求してくる人でした。そして母は、実の子供にとって良い「母」である事より、家庭外の周りの皆様にとって良い「人」でいる事を優先していた様に、私には思えます。

「母が母だった時代」には、それが常識的な価値観だったのかもしれません。

でも私は、その教育方針を、受け継ぎ、自分の子にもそれを伝授する気には、どうしてもなれませんでした。そんな訳で、子供が乳児のうちから、目に付く限りの育児書を読み漁り、自分が納得出来る「育児」を模索し、試行錯誤の毎日です。

そんな中で、一昨年前、「子どもの生きづらさと親子関係 アダルト・チルドレンの視点から:信田さよ子臨床心理士)著」という本に出会いました。

改めて、親が子どもの性格や人生形成に与える影響について、深く考えるきっかけとなりました。

今も不安だらけですが、そんな中でも、最近、私が時々思うのは、

子どもに対して、

「ありがとう」

「ごめんね」

「大好きだよ」

という言葉がけを、出来るだけ素直にしていける親でありたいという事です。

 

子どもの生きづらさと親子関係―アダルト・チルドレンの視点から (子育てと健康シリーズ)

子どもの生きづらさと親子関係―アダルト・チルドレンの視点から (子育てと健康シリーズ)

 

 

ヘドロさん 〜レッド&ブラック!レッド&ブラック♪〜  

お若い方には申し訳ないのですが、またしても「昭和ネタ」を失礼します。

昨年に浅田真央選手の今シーズンのテーマが「黒と赤」なんだなぁと知って以来、私の頭の中にちらついていた女性がいます。

数十年前にNHKさんで放送されていたプリンプリン物語の登場人物の「ヘドロさん」という女性です。

私はこの番組を数話しか見ていないので、全体的な内容は知らないのですが、ヘドロさんの二つの歌がとても印象的で、今も覚えています。

ヘドロさんは、

「好きな色は〜♪ 赤・と・黒!」

と、歌っています。

ヘドロさんは、おそらく、(ちょっと憎めない)悪女的な役どころだったと思います。(おそらく、「ヤッターマン」のドロンジョ様的なかんじだったのではないかと)

真央ちゃんは、「主人公のプリンプリンが、そのまますくすく成長して、黒も赤も美しく着こなせる魅力的な大人の女性になった」という感じがします。

そんな訳で、この動画をアップしてみました。

超ウルトラ心配性の私には、一曲目のプリンプリンの歌も励みになります。

ヘドロさんの歌は、確か3曲目あたりです。

 


Purinpurin Monogatari(6/8)

 

あともう一曲は、「世界お金持ちクラブの歌」です。なんちゅう、あからさまな歌詞だろう…と思いつつ、結構笑えます。

 


世界お金持ちクラブの歌.flv

 

おつきあいありがとうございます。

浅田真央ちゃんの「シェヘラザード」 〜アラビアのお姫様〜 

ここ数日をかけて、また「真央イラスト」を描いてみました。

蝶々夫人を…」とも思ったのですが、今回は「シェヘラザード」にしました。

私はなんといっても、このパンツ・ルックのお衣装が大好きなんですよ〜

真央ちゃんの今までのお衣装の中で、個人的には

一番好き♡

と言っても、過言じゃない感じです。(何一つ好きじゃないお衣装ってないんですが)

てな訳で、「アラビアのお姫様真央嬢」を、アップしたいと思います。

まずは、また、下書きから失礼します。

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今回は立ちポーズですが、やはり、斜線は必要だなと、今回も思いました。

完成がこちらです。

 

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我ながら、色塗りが…ど素人で、悲しいです。

このプログラムだけは、やっぱ背景が必要かな〜と思い、こんな風にしてみました。

氷上じゃなくて、砂漠(のつもり)上の真央ちゃんです。

これを描いている時、つくづく思ったのは、

「この頃の真央ちゃんは、本当に痩せてたんだな」という事です。

ウエストラインを描いていて、なんか切なくなりました。

でも、本当に素敵なプログラムで、氷上の真央ちゃんは、やはり弾けるように美しかったです。

 


浅田真央(mao asada) CoR 2011 SP 「シェヘラザード」HD高音質Ver.  保存版

 

余談ですが、真央イラストを描いている時は、私は大体、頭の中の性能のよくないプレイヤー(今時は何ていうんですか?)で、そのプログラムの音楽が鳴りっぱなしです。

やはりそれだけ、何度も繰り返し動画を観ているからだろうなと思います。

映画「ピアノ・レッスン」〜私の中の特別な映画〜

追記※ 最初に投稿したのち、不完全な部分、登場人物の名前の誤記等が見つかり、大変申し訳ありませんでした。全部直したつもりですが、まだ間違えがありましたら、申し訳ありません。気付き次第、また直したいと思います。

追記※ 文章の中の、セリフの一部等は、新潮文庫さんの「ピアノ・レッスンジェーン・カンピオン/斎藤敦子 訳」を引用させて頂きました。 

 

 

今日は、思い切って、この映画について、じっくり書かせて頂きたいと思います。

映画「ピアノ・レッスン(原題:THE PIANO)です。

 

《スタッフ》

監督:脚本   ジェーン・カンピオン

プロデューサー ジェーン・チャップマン

《キャスト》

エイダ     ホリー・ハンター

ベインズ    ハーヴェイ・カイテル

スチュワート  サム・ニール

フローラ    アンナ・パキン

 

19世紀、スコットランド

エイダは、幼い頃に言葉を話すことをやめ、ピアノと向き合ってきた女性。父親の命令で、写真見合いで結婚する事になった相手の住むニュージーランドへと、9歳の娘フローラと、大切な「ピアノ」と共にやってきます。

長い船旅を経て、細々した多くの荷物と、大きな「ピアノ」と共に、彼女たちは、ニュージーランドの海辺に上陸します。悪天候のため、一晩そこで野宿を強いられた彼女たち。翌朝、夫となるスチュワートは、マオリ人たちと、白人の「隣人」である、ベインズと共に、エイダたちを迎えに来ます。

しかしスチュワートは、大事なピアノだけを「運ぶのが困難だ」という理由で、海辺に置き去りにし、彼女たちを家に連れて行くのです。

ピアノはエイダにとって、体の一部のような、無くてはならないもの。身を切られるような思いで振り返り、浜辺のピアノを心配そうに見つめるエイダ。

結婚式が済み、悪天候もおさまった朝、エイダは、娘と共に、「隣人」ベインズの

家へ行き、ピアノのある浜辺に連れて行って欲しいと依頼。彼女たちの情熱に負け、

3人は、再びあの浜辺へ。最悪の環境だったにもかかわらず、ピアノは壊れていませんでした。水を得た魚のように、何時間もピアノを弾き続けるエイダ。そのそばで、無邪気に踊ったり、砂遊びをするフローラ。その、無垢で美しい情景を、黙って見守るベインズ。

その後ベインズは、スチュワートと取引をします。

「欲しがっていた土地と、あのピアノと交換してくれ。君の奥さんにピアノ・レッスンをして欲しい」

それを勝手に承諾してしまうスチュワート

ベインズはマオリ人たちを雇い、ピアノを運ばせ…こうして、エイダの「ピアノ」は、彼女と夫の家では無く、ベインズの家へと落ち着くのです。

男たちの勝手な仕打ちに激怒し、首にかけたメモ紙とペンで抗議するエイダ。

「ピアノは、私のものです!」しかし、その言葉の意味が、スチュワートには分からない。そんな彼でも、性的な事では、妻と義理の娘に遠慮し、強引に行動をおこすことは、ためらうのでした。

一方、ベインズは、エイダを「ピアノ教師」と称して家に招き入れ、ピアノを弾く彼女に一層激しく惹かれていきます。

ピアノを弾く彼女の魅力に耐えがたくなったベインズは、今度はエイダに取引を持ちかけます。

「あんたがピアノを弾いている間、俺にしたいことをさせてくれ。もし、あんたがそれを許してくれるなら、ピアノは返そう。」

「一度来るごとにキー一本ではどうだ?」

激しく、動揺しつつも、思案するエイダ。そして彼女は、自分の黒いドレスを指差します。

「黒鍵一本ずつってこと?」

「わかった、わかった、黒鍵でいいよ」

こうして、彼らと彼女の奇妙な三角関係は、3人の大人たちの、不器用で無垢な情熱のまま、止めようもないある方向へと、突き進んでいくのです。

 


ピアノ・レッスン(字幕版)(プレビュー)

 

ホリー・ハンターさんのセリフは、確か、冒頭とラストのナレーションだけだったと思います。(違ってたらすみません)彼女は、確かに非常に小柄で華奢な女優さんですが、私はやはり、とても大人の可愛らしさ、個性的な魅力の持ち主だと思います。そして素晴らしい女優さんだと思います。本当は、声も可愛らしい声なのです。 

ピアノを弾く彼女も、無言ではっきりとした意思表示をする彼女も、服を脱いだ彼女も、私は美しいと思いました。

ベインズ役のハーヴェイ・カイテルは、私の中では、天使にラブソングをで、悪役をやっていたのも印象的でしたが、「ピアノ・レッスン」の彼も素晴らしいと思います。ベインズは、エイダに対する思いを募らせ、苦しみ、どうせ彼女に愛してもらえないのならば…一度は、彼女を諦めよう、彼女の気持ちと幸せを尊重しようとします。とても難しい役だったと思います。

スチュワート役のサム・ニールさんは、私は、ドラマの「ケインとアベルの演技も印象的な役者さんです。スチュワートの不器用さ、優しさ、強引さにも、私は心打たれました。

そして、娘フローラの存在も、本当に素晴らしかったです。助演女優賞は、正当な評価だったと思います。不器用で、少々勝手な大人たちに翻弄されつつも、彼女は彼女なりに、その日その日を無邪気に主体的に暮らしていきます。

浜辺で無邪気に、自由に、アクロバティックに踊り、

「ママ、見て見て」と叫ぶ彼女の姿は、本当に印象的です。

 

そして、マイケル・ナイマン氏の音楽がまた、とても素晴らしいのです。 

その中の「楽しみを希う心」(原題:THE HEART ASKS PLEASURE FIRST)

が大好きで、ブログのタイトルを「楽しみを希うオバちゃん」にした訳なんです。 

ピアノ・レッスン オリジナル・サウンドトラック

ピアノ・レッスン オリジナル・サウンドトラック

 

 

 

 

 

 

ピアノ・レッスン DVD HDリマスター版

ピアノ・レッスン DVD HDリマスター版

 

 

 

ドカベン魂その10 〜てやんでえ!べらんめい!監督でい!(ぐび!)〜

今日は、明訓高校の山田君達の、最初の監督さんの、徳川監督について書きます。

このお方のフルネームは、何と!

徳川家康 といいます。改めて、水島先生ってすごいなあ…と思いました。

いつでもどこでも酒を飲んでいるのですが、野球の練習や試合中は、頭がはっきりしているようです。

面白い野球と酒があればそれでオッケー…という感じの人なのでしょうかね…?

夏の甲子園で優勝した後は、明訓を倒す側を目指し、クリーン・ハイスクール(トップがクリーンじゃない事しちゃった)他幾つかの高校の監督になりました。

酔いどれノック

ごぼう抜きノック

すごかったです。酒飲みですが…育てられた高校球児達にとっては、良い監督さんだったのではないかと思います。

 

 

ドカベン魂その⑨ 〜 先輩・主将・監督・そしてプロ選手 〜

ドカベン話失礼します。今日は、忘れてならない、この方です。

「明訓の主将・監督…」

土井垣将さん!!!! いってみます♡

(この方は、君づけして呼べない私です)

すいません、リアルタイム時は、私はこの方の凄さも、ピンと来ていませんでした。

そのころはまだ、イケメン好きではなかったのでしょうね…

やはり、DVDを観て今更のように

惚れました!

カッコイイからだけではありません。その男気に惚れました!!!

主将としては、柔軟かつワイルドに行動。(「自分は他もできるから」と言い、一年の山田君にキャッチャーの座を譲る)

監督としては、「不敗明訓」を掲げ、「明訓が負けたら、プロに行きます」と言い…

男っすね!!!

と感動してしまいました。

という訳で、私の個人的結論は、こうです。

 

拝むなら・・・山田太郎

結婚するなら・・・微笑三太郎

友にするなら・・・殿馬一人&岩鬼正美

息子に持つなら・・・里中智(あんまり無茶しないでね)

追っかけするなら・・・土井垣将!!!♡

 

て、思いました。…どうでもいい事で、

失礼オバ致しましたm(_ _)m

 


ドカベン 青春フィーバー コロムビア・オールスターズ

 

 

 

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ドカベン魂その⑧ 〜やはり小さな巨人♡でした〜

 

「9番、ピッチャー、里中君」いっきまーす!!!

私は、正直、リアルタイムでは、里中君の凄さと素晴らしさを、理解する事が出来ませんでした。顔が可愛い…と言うのは理解できましたが、自分もかなりチビな私は、性質的に負けん気が強く、メンバーの中では子供っぽく、無理をして何ども肩や腕を痛め、精神的に大人な山田君に支えられている…という印象が強く、正直、里中親衛隊を始め、多くの女の子たちが、「キャーキャー」言ってるのが、よく分かりませんでした。が!!!

数十年を経て、改めて全話を観終わって、ようやく里中君の凄さを理解する事ができました!!!あの明訓高校で、一年生からずっとピッチャーとして頑張ってきたのですよね…ひどいケガの時も、諦めずに辛抱強く治療に努力したり、野球への情熱やメンタルの粘り強さは、山田君にも負けてなかったんだな…と、漸く気がつく事ができました。

私にとって、里中君は、結婚相手というよりは、「こんな息子が欲しい(妄想)」という存在です♡

でも、本当に里中君の様な息子がいたら…間違いなく、溺愛し過ぎて、その長所を壊してしまう、ダメ親だろうな…と、やはり妄想が止まらない、ガマでありました(汗)。

リアル母としても気をつけたいと思います。

 


【歌わせてみた】 ドカベン ~ 小さな巨人里中くん (ミク他)

 

 

 

ドカベン魂その⑦ 〜 みんな好きです 〜

今日は、4人書かせて頂きます。

「6番、ショート、石毛君」

すみません、エピソードとしては、あまり記憶がないのですが、ショートも大事なポジションだと思いますし、しゃくれたアゴが好きです♪

「7番、ファースト、中根君」

彼は、女の子にモテたくて(?)途中から野球部に入るのですが、それでもファーストを守っており、ピンチの野球部に入ってくれてどうもありがとうと思いました。天然(?)パーマに隠れた目を見る事ができたら、結構イケメンかもしれません。

「8番、ライト、北君」

北君も大好きです!彼は、小柄で、大人しい感じなのですが、実は文武両道で、野球で甲子園でも活躍しながら、勉強も頑張り、東大に合格するという…すごい高校生です。責任感が強く、粘り強く、謙虚で、妹思い、家族思いの良いお兄さんです。

「今川君」

今川君も途中から野球部に入るのですが、入部理由が、「合宿所の部屋が畳だったので、そこに住みたいと思った」…だったと思います。お家には、畳の部屋がなかったんでしょうかね…?レギュラーの誰かがケガや急病の時、いつも柔軟にその穴をうめてくれました。ルックスも、長いまつげで、可愛い顔だし、人柄も良いので、個人的には、もう少し出番が欲しかった…と、感じております。