芸術は心のごはん🍚

映画・小説・漫画・アニメ・音楽の感想、紹介文などを書いています。

お知らせです  

こんにちは!

家庭の事情のため、しばらくブログをお休みいたします。

 

大変残念なのですが、読者登録しているブロガーさんのところへも、しばらく行けそうにありません。

 

息子のためにも、自分のためにも、今はそうすべきだと思いました。

 

私は、イラストをかこうと思います。

 

また、時期が来たら、再開したいと思います。

 

おつきあいありがとうございます。

アニメ「ピアノの森」第1話を見ました 〜 いまだからこそできること 〜

こんにちは!

先ほど、新アニメ「ピアノの森」第1話を鑑賞しました。

f:id:syutaitekizinsei:20180410153429p:plain

 

ピアノの森」についての過去記事は、こちら↓ 

obachantoarts.hatenablog.jp

 

第1話の感想を書こうと思います。

 

1話の内容は、漫画の1巻〜2巻の途中までの内容が、コンパクトにまとめられていました。ので、漫画ファンとしては、「あれ?」と感じる部分も正直あったんですが、よく考えてみて、この作品を小学生〜ご年配の方まで、幅広く見て欲しいと思った場合、端折らずには、いられないかな〜と思う部分もあるので、仕方ないかなとも思いました。

という訳で、息子にも見せようかなと思いました。

アニメから見て興味を持った方で、中学生以上の方には、ぜひ、原作ならではの、細かな設定、ストーリー展開も知って欲しいなと思います。

 

その分、ピアノ演奏のシーンや、風景美などに細やかな工夫や思い入れを感じました。

声優さんたちの声には、もともと自分の想像とギャップがあるのは、当たり前だと思うので、回を追うごとに馴染んでいくだろうと思います。

 

あと、映像化の嬉しいところは、音楽系の物語は特に、曲名を読んでも知らない曲が、どんな曲なのか分かるところです。

因みに今日の私は、「茶色の小瓶」という曲が、頭から離れない状況です。

 


TVアニメ「ピアノの森」ピアニスト紹介VTR

 

やはり、今の技術があってこそ可能になった「アニメ化」かなと感じました。 

おつきあいありがとうございました。

 

傑作テレビアニメ「赤毛のアン」  〜 リアリティと、風景美と、乙女心 〜

今日は、高畑勲監督が手がけられた、テレビアニメ

赤毛のアンについて書こうと思います。

 

f:id:syutaitekizinsei:20180409155030p:plain

f:id:syutaitekizinsei:20180409155057p:plain

 

これは私の勝手な妄想ですが、もしもいつか、息子から

「おれ、好きな子できた」もしくは「彼女できた」という報告を受けたとしたら、

私は、息子にこう言うでしょう。 

 

(マスター・ヨーダ調に)

「(息子よ)フォース…じゃなくて

『(赤毛の)アン』を読め。アニメも観るのじゃ✨」

 

もうですね、乙女心のなんたるかを、教えてくれる、これ以上の教本(?)て、あるのだろうか…と思う私です。

 


赤毛のアン(1979) OP&ED [ステレオ]

 

この作品は、日曜夜の「カルピス劇場」「ハウス劇場」の時間帯で放送されていた

数ある「名作アニメ」の中で、私が

一番好き✨

な、アニメです。

今の息子の年ぐらいに、リアルタイムで観ていて、子供ながらに、毎週感動していました。

その後、中学生になってから、原作を読みました。が、「アニメ」→「原作」でも、全く違和感というものは、感じませんでした。

 

少女の頃は、アン目線で、ストーリーを追っていましたが、最近はどちらかというと「マリラ&マシュー・カスバート」兄妹目線で、見てしまいます。が、それでも、今でも観るたびに、

まだ幼く癇癪持ちのアンにも

すっかり娘らしく成長したアンの変化に気付き、無性に寂しさを覚え、泣いてしまう

マリラにも

非常にシャイで、女性が苦手なのに、アンには首ったけになってしまうマシューにも

 

自分の中の一部を見るようで、深く共感せずには、いられません。

 

人物の描写も素晴らしいですが、プリンスエドワード島の自然美の描写も、もう芸術だよなあと思います。この島の美しさに、多くの視聴者が憧れたことでしょう。

音楽も素晴らしいです。

あと私は、羽佐間道夫さん(旧「銀河英雄伝説」では、ワルター・フォン・シェーンコプという素敵な役を演じていらっしゃいます)のナレーションも、大好きなんです。

 

真の傑作、色褪せない不朽の名作だと思います。

 

あと、最近思うのですが、私が尊敬する男性の監督さんや作家さんの一つの共通点は、

「女性が共感せずにはいられない魅力的な女性像を描けるクリーエーター」

の方々だと思います。

 

余談ですが、この記事書いていて、思ったことがあります。

男性が「赤毛のアン」を知ることで、女性心理を学べるのだとしたら、

トム・ソーヤの冒険」とかを、なんども見た自分は、男性心理が、もうちょっとわかるはずなんじゃないかなと💦

多分、夫にこの考えを伝えたら…鼻で笑われそうです💦

 

因みに夫は、90%以上の確率で「赤毛のアン」のストーリーをほとんど知らないはずです。その点に関しては、

そーら やっぱりね(だからよきっと!)✌️

と、鬼の首とったような気持ちになる私です。

 

故にですね、私はですね、もしも息子が「恋」に目覚めたら、やっぱり

 

「フォース…じゃない 『アン』を観るのじゃ✨」

と、助言したいなと妄想している、

月曜日の昼下がりです。

 

おつきあいありがとうございます。

 

高畑勲監督へ  〜 人の情けをはぐくみて 〜

今日も、高畑勲監督への思いを書かせて頂きます。

 

私、こんなにも好き好き書いておりますが、実を言うと、監督の作品を

映画館で観た事が、一度もないのです。

全て、テレビで放送された時や、DVDやビデオで観て、ようやくその作品の素晴らしさに気がついた、愚か者です。

 

ファンレターも、書こう書こうと思いつつ、書きそびれてしまいました。

 

f:id:syutaitekizinsei:20180406094823p:plain

かぐや姫の物語についてですが、

劇中歌の「わらべ唄」「天女の歌」は、2曲とも

 

作詞 高畑勲坂口理子

作曲 高畑勲

 

と、なっています。

高畑勲監督自ら手がけられた 美しい曲 は こちら↓

(すみません、外国語版しか動画を見つけられませんでした。使ってはいけない動画でしたら、申し訳ありません。)

 


La storia della Principessa Splendente - Clip - Gemma di Bambù


主題歌「いのちの記憶」も大好きですが、こちらの「わらべ唄」「天女の歌」も大好きです。改めて、高畑監督の多才さとお人柄に心打たれます。

 

あと、おもひでぽろぽろの主題歌「愛は花、君はその種」の日本語訳詞も、高畑監督自らのお仕事です。素晴らしい和訳だと思います。

 

f:id:syutaitekizinsei:20180407151659p:plain

f:id:syutaitekizinsei:20180407151745p:plain

f:id:syutaitekizinsei:20180407151809p:plain

手がけられたテレビアニメも大好きです。

アルプスの少女ハイジ

母をたずねて三千里

赤毛のアン

いずれも、原作の素晴らしさを余すことなく映像化した

「不朽の傑作アニメ」だと思います。

ほとんど日本から出たことのない私ですが、

「これは『ハイジ』じゃない」というスイスの方も

「これは『母をたずねて三千里』じゃない」というイタリアの方も

「これは『赤毛のアン』じゃない」というカナダの方も

いらっしゃったとしても、おそらく少数派なんじゃないかな…

と、思っている私です。

 

一ファンの私ですが、監督がされてきたお仕事は、

魔法使いが魔法を見せるごとく…というよりは、

一滴の水の雫が、池に波紋を広げるような、

 

甘くて、シュワっとする魅惑的な炭酸ジュースというよりは、

小川で冷やしたミルクや、日本で言うなら冷たい麦茶のように

乾いた体と心を潤してくれる、本当の意味で人の心身の糧となる

「傑作」だと思います。

 

高畑監督は、私にとって、一方的ながら、

家なき子」の主人公レミにとっての「おっしょさん」ビタリス氏のような存在です。

だから、ビタリスを失った時のレミの気持ちが、前よりもわかるような気がする自分です。

 

本当に、得難い偉人を失い、悲しいです。

もっと作品を見せて欲しかったし、監督ご自身も、まだやりたかった事があったのではないかなと思います。

それでも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

高畑監督、本当にありがとうございます。

そしてお疲れ様でした、と、書かせて頂きます。

これからは、苦しみのない天国から、私たちを見守っていてくださると嬉しいです。

ご冥福をお祈りします。

 

高畑勲監督 愛・美・命・喜・自由について描き続けた方  〜 永遠の心の「おっしょさん」です〜

先ほど、心の底から尊敬、お慕いしていた高畑勲監督がお亡くなりになったことを知り、呆然としています。信じられない、信じたくない、と思っている自分がいます。

 

82歳とのことです。

 

なんという素晴らしい作品の数々を、この世に生み出して下さった事でしょう。

 

火垂るの墓

おもひでぽろぽろ

平成狸合戦ぽんぽこ

「(ホーホケキョ)となりの山田くん

セロ弾きのゴーシュ

かぐや姫の物語

 

もっと、たくさんあるのだと思いますが、私が今わかる作品は、これだけです。

私は、すべての作品が、大好きです。

 

f:id:syutaitekizinsei:20180406094739p:plain

f:id:syutaitekizinsei:20180406094801p:plain

f:id:syutaitekizinsei:20180406094823p:plain

 

平成狸合戦ぽんぽことなりの山田くんでは、ほのぼのとした笑いの中にも、現代社会のシビアな問題について、考えさせられる場面もありました。

 

火垂るの墓は、正直辛かったですが、制作に携わった方々は、もっと苦しかった事でしょう。でも、やはり観るべき作品、見てよかった作品だと感じています。

主題曲の「埴生の宿」は、英語タイトルは、「home sweet home」です。

 


火垂の墓・・蓄音器の音楽

 

おもひでぽろぽろは、私にとって、「ジブリ作品の中で、一番好きな作品

といっても、過言じゃないほど、大好きな作品です。

 


おもひでぽろぽろ.mpg


The Rose - Bette Midler (歌詞字幕)English & Japanese Lyrics

 

セロ弾きのゴーシュは、その作品の存在をずっと知らなかったのですが、息子に見せたいアニメを探していて、偶然見つけDVDを購入しました。数年前に初めて観て、そのクオリティーの高さにびっくりしてしまいました。「なぜ、この作品が話題にならなかったのか?」すごく疑問に感じました。(私が知らなかっただけかもしれませんが)

驚いたのは、ストーリー展開とキャラクターの「台詞」が、ほぼ原作通りだった事です。変に膨らませなかったせいか、時間は、63分という作品です。それに、美しく説得力のある映像美と、音楽が加わったらですね、もう

最強の作品ではないかと思います。

 

f:id:syutaitekizinsei:20180406095510p:plain

f:id:syutaitekizinsei:20180406095531p:plain

 


Gauche the Cellist 「セロ弾きのゴーシュ」 - Trailer 予告編

 

かぐや姫の物語は、本当に、素晴らしい作品でした。

この物語の「不朽の名作性」「芸術性」「優れた文学性」「ファンタジー性」

現代社会にも通づる教訓性」そうしたものが、長い年月をかけて、じっくりと、大事に大事に作り上げられていったのだろうと思います。

 


The Tale of The Princess Kaguya Official Extended Trailer (2013) - Studio Ghibli Film HD

 

私は、高畑勲監督は、

愛 美 命 喜び 自由 について、常に丁寧に、忍耐強く、愛情深く、その豊かな知性とユーモアを惜しげも無く注いで、素晴らしい作品を生み出してきた

素晴らしいクリエイターだと思います。

 

心よりご冥福をお祈りします。

 

再び「ヘドロさん」 〜 赤と黒が好きで、心配性な私💦 〜

 こんにちは!

今日も、過去記事で失礼します。

40年ほど前に(たぶん)放送されていた、人形劇

プリンプリン物語」の歌について書いています。

 

f:id:syutaitekizinsei:20180404103233p:plain

obachantoarts.hatenablog.jp

 

プリンプリンの

「心配なんかは大人に任せましょおー心配なんかは子供に似合わないー ♩」

という歌詞を聴いて、うんうんそうだよね…って、しばし考え、

あんたもう大人やん!!

と、突っ込んでしまった、水曜日の昼下がりでした。

お付き合いありがとうございました。

 

再び映画「ガタカ」 〜 The Departure 〜

 こんにちは!

4月も二日目ですね。

今日は、映画紹介の過去記事をアップ致します。

近未来映画「ガタカ」の紹介です。

f:id:syutaitekizinsei:20180402173504p:plain


Gattaca - Trailer

 

obachantoarts.hatenablog.jp

 

おつきあいありがとうございました。 

 

さわやかな日曜   〜初代歌のお兄さん〜

こんにちは!

今日は、日曜日ということで、懐かしいこの曲をアップいたします。

 


ビューティフル・サンデー 田中星児 (1976)

 

みなさま、良い日曜日を。

ミル姉さん魂  〜 しーあーわーせーを たずねーてー 〜

※ 3月28日夜に追記しました。

 

こんにちは!

今日は、昔大好きだった、「笑う犬の生活」という番組の中で放送されていた

「(ウッチャン扮する)ミル姉さん」の動画を探してみたのですが。

2つしか見つけられませんでした。

とても面白く、映画好きにはたまらないコントだったので、もう見れないかもしれないと思うと、とても残念です。 


ミル姉 笑う犬

 

あと、ゴールデン洋画劇場の「スピード」紹介も見つかりました。


ゴールデン洋画劇場 スピード ミル姉さん解説 2001年3月19日放送

 

個人的には、「桃井かおりさんとの対談」のやつが見たかったです。

 

マニアックなネタで、申し訳ありません。

使ってはいけない動画でしたら、申し訳ありません。

 

お付き合いありがとうございました。