こんにちは!
5月もあと数日となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は今年に入り、Netflix を利用する様になりました。
先日視聴した、こちらの映画が、素敵だなと思ったので、少し書きます。
『ミックステープ 伝えられずにいたこと』です。予告編がこちらです。
時は1999年。
13歳のビバリーは、2歳の時に両親を交通事故で亡くしており、おばあちゃんと二人暮らし。
思春期の彼女は、少しの遺品と情報しかない自分の両親の事が知りたくてたまりません。二人はどんな人たちだったのか、娘の自分と共通点があるのか、もし生きていたら、今の自分を愛してくれただろうか・・・
優しく、しっかり者のおばあちゃんも、その質問には、ほとんど何も答えてくれません。
そんな時、ビバリーは、家にあった荷物の中から、古いカセットテープを見つけます。
手書きで書かれたタイトルは
「ミックステープ 愛の暴動」
そこには、両親の名前も。
どうやらそのテープは、生前の両親が二人で作った、お気に入り曲集テープの様でした。
喜び勇み、ウオークマンで聞こうとしたのですが、テープが壊れてしまい・・・
そんなわけで、手書きで書かれた曲名とバンド名を頼りに、ビバリーの曲探しが始まります。
収録曲は全部で8曲。どうも、知る人ぞ知るロックの名曲ばかりらしい。
ビバリーは、両親がミックステープにした8曲を知る事ができるでしょうか・・・?
映画の見どころは、
見つけた曲を初めて聴いた時の、ビバリーの反応かな?と💦可愛いんです。
すみません、日本人として、一曲だけネタバレ失礼します。
なんと二曲目の収録曲が、こちらの曲なのです。
日本人として、嬉しかったし、びっくりしました。改めて名曲だなと、私も思いました。
ビバリーは、曲探しをすることで、新しい友人とも繋がっていきます。
古レコード店の店主とも親しくなり、有意義なアドバイスも貰います。
村上春樹さんのファンの私は、村上さんがよく行かれるレコード店て、こんな雰囲気のお店だろうか?と思ってしまいました。
ビバリーのご両親は、年代的に私個人と同年代だった様なのですが、私がロックに疎かったせいか、私が知っていた曲は、2曲だけでした。
こちらの映画を観て、元気をもらえる曲ばかりだなと思いました。
映画を観て、個人的な昔の事を思い出しました。
19歳の頃、ケーキ屋さんでバイトをしていました。その時、同じアルバイトだった同い年の女の子と、暇な時に音楽の話をしました。彼女は明るく優しい子で、ロック大好き少女でした。
当時の私は、友達を作ることより、失うことを恐れていたなあと、
もし、勇気を出して、彼女の事をもっと知る努力をしていたら、私もロックの魅力が、もう少しわかる様になっていたのかも・・・
などと、この映画を観ていて思いました。
後、子供が両親に何を求めているのか・・?という事を考えさせられました。
共感とか許しとか、安心感とか、存在を肯定されているか・・・とか?
自分が親として、そういう安心感や希望を、子供にちゃんと与えられているかどうか、不安にもなりました。
ミックステープ以外の曲ですが、映画に使われる、重要な名曲をもう一曲だけ。
来週はお天気が不安定になる様ですが、皆様ご自愛ください🍀