こんにちは。
6月に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は、先日視聴した、こちらの映画について少し書きます。
2002年公開 『千年女優』です。
私は、この映画の存在を、つい最近知りました。
公開された2002年の秋って、自分、何してたんだっけ?
と考えてみて、やる事も心配事も多くて、個人的に映画もTVも、ろくに見れなかった時代だったと思い出しました。
もし当時の私に、時間とお金があったら、観に行ったかもしれないなあと思いました💦
そんな訳で、20年ほど遅れで視聴しました。
私個人は、観て良かったと思いました。
ただ、地震の場面が何度かあるので、そういう映像がお辛い方にはお勧め出来ないかと。
あらすじ
映像制作会社社長の立花源也は、社員のカメラマンと二人で、人里離れた屋敷で隠居生活をしている夫人、藤原千代子を訪ねる。彼女はかつての大女優だった。
立花が彼女を訪ねたのには、いくつかの理由と目的があった。
立花が、千代子の大ファンであった事。
彼女の人生を振り返るドキュメンタリーを制作するため、インタビューをする事。
そして女優時代に彼女が大事にしていた、ある忘れ物を彼女に渡す事だった・・・
千代子が語る回想は、現実と映画のシーンが交錯して、立花たちと視聴者を不思議な世界へ導きます。その話はある意味で、日本の歴史の回想とも思える物語でした。
この物語の象徴的なものは、鍵 そして Lotus(蓮の花) ではないかと。
Lotus には、ギリシャ神話に関連する意味もある様です。
私はこの花の花言葉を、この映画を通して初めて知りました。
そもそも私は、数年前まで、花にも花言葉にも、あまり興味を持つ機会がありませんでした。
戦中・戦後の暗い世相の中で、ある目的を持ち、女優として生き続ける千代子の美しさは、本当に蓮の花の様です。
後ですね、千代子さんも素敵なのですが、私個人は、立花源也さんも好きなキャラクターです。
こちらの曲も素敵でした。
皆様、ご自愛ください🍀