芸術は心のごはん🍚

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引き続き、映画「愛と哀しみのボレロ」について 〜戦争の惨さ 芸術の素晴らしさ〜

こんにちは!

今日は二度目の記事です。

映画「愛と哀しみのボレロ」について、もう少し書きたいと思います。

 

監督は、フランスのクロード・ルルーシュ氏(映画「男と女」など)

 

ストーリーは、やはり、うまく説明できないのですが、

世界中に深い傷跡を残した、第二次世界大戦の渦に、その人生を翻弄され、苦悩するもそれでも自分たちのすべきことを全うしようとする、優れた芸術家たちの姿が描かれています。彼らの芸術への思いや平和への願いは、やがて、次の世代の息子や娘たちにも受け継がれていくのです。

 

因みに、アメリカの音楽家の、彼の妻役と、彼の娘役を演じたのは、なんと!

あの

チャップリンさんの実の娘さんである、

ジェラルディン・チャップリンさんです。

 

ラストには、各地から芸術家がパリに結集し、カラヤン・モデルのドイツ人指揮者がオーケストラのタクトを振り、グレン・ミラー・モデルの音楽家の愛娘(ジェラルディンさん)で、歌手として成功している女性がボレロの旋律を歌い、その音楽のなかで、ヌレエフ・モデルのソ連からの亡命ダンサー(ジョルジュ・ドンさん)が、円卓の上で華麗な「ボレロ」を踊るのです。

 

ジェラルディンさんの歌声はこちら


Les uns et les autres Un parfum de fin du monde

 

芸術、人々の繁栄と、平和への願いが込められた壮大な映画です。