芸術は心のごはん🍚

家族泣かせ・多趣味女のブログです。浅田真央ちゃん・バレエ・映画・読書(小説・漫画)・アニメ(主に昔の)大好き。主に書評・映画・音楽等の芸術の感想、紹介文を書いています。時々、子育て記録・懐メロ替え歌、素人イラストもアップします。

樋口一葉「たけくらべ」の内容 その三  〜 無邪気な少女・思慮深い少年  〜

 こんにちは。

引き続き、「たけくらべ」内容の要約です。

 

8 吉原の情景・その場所における美登利の立場

 

明け方の吉原の情景。

夕方(?)に吉原を訪れて、明け方に帰っていく男性たちの様子。

(描写が…なんと言いますか、

一葉さんという女性視点からの皮肉とウィットのパンチが効いてます💧)

 

そして

娘はいずこでも貴重がられる頃だけれども、このあたりの裏屋からかぐや姫が生まれることの例は多いもの(現代語訳より)

(等、意味深な表現や、ある種の例え話(?)などが書かれていて、少し驚きました)

 

うまく要約・説明できないのですが、

吉原の女性が人気者(?)になる過程の例え話や、

花魁人気(?)の浮き沈み(?)世代交代(?)

吉原の若い衆(青年)たちの不良っぽい様子(?)

などが描かれています。

 

そんな吉原という環境で、

美登利の目には男というものがいっこうに怖くもなく恐ろしくもなく女郎というものをさほど賤しいつとめとも感じないので(現代語訳より)

 

姉が人気花魁として親孝行できているのを羨ましい と思ったり、吉原での人々(大人たち?)の言動にも、深く疑問も持たずにいるのも 哀れである

 

・・・樋口一葉さん・・全くですね!(私の心の声)

 

数え十四歳の美登利はまだ、勉強らしいものは学校で学んだばかり。

それ以外では、吉原特有の(うわべの?)派手さ、美しさ(?)ばかりに(純粋に)憧れる。

お転婆で負けず嫌いな美登利は、通りを行き来する人々に好奇心旺盛。

(ある時)器量の良い女太夫(芸人?)が通り過ぎていく(?)のを残念がっている筆屋の女房に(ちょうど筆屋の店先に居た)風呂帰りの美登利が、

はらりと落ちる前髪の毛を黄楊(つげ)の鬢櫛(びんぐし)にちゃっと掻き上げて

(現代語訳より)

おばさん私が呼んできましょうと言い

駆け寄り、女太夫の袂に何かを入れ、歌(?)をさらりと歌わせたのでした。

そこに居合わせた大人たちは、

あれが子供のしわざか(現代語訳)

と舌を巻き、美登利を眺めるのでした。

 

そんな事があった後、美登利が、正太郎に

通る限りの芸人を集めて、色々の芸をさせてみせるなど、人のしない事をしてみたい

(現代語訳より)と、話したところ、正太郎は驚いて呆れて

おいらは厭だな。(現代語訳より)

(このセリフで8章 終了)

 

9 信如の生い立ち

 

信如の実父である、龍華寺大和尚は、財産も風貌も肥え太った人。

肌は銅色に照り、欲深げ(?)で生臭坊主のようです。

その御新造(奥様)は、歳は40くらい、色白で愛想よく品もあり、控えめな人柄。

元は檀家の一人だったのが、早くに未亡人となり、龍華寺のお世話になっていたところ、年が二十ほど離れているのが恥ずかしいものの、他にあてもなく、大和尚と一緒になった(らしいです)。

子供は男(信如)女(姉)二人。

信如は内向的な少年だが、のお花は、容貌も人柄も愛嬌ある人で、田町の通りに小ぎれいな葉茶屋を持たせてもらい、繁盛させている。

父の大和尚は、本職以外にも商人的なこともしているようです。そんな父の好物の蒲焼きを買いに行かされるのは息子の信如。そうした使いを信如は恥じ、厭でたまらない。友人知人がその場にいないのを見計らい、急いで店に駆け込む。そんなわけで信如は、自分は生臭いものを食べまいと思うのでした。

 

大和尚はどこまでもさばけた人。

門前で手作りの熊手や簪の店を開いたりもします。

初めは恥じていた御新造も、慣れと共に、そうした商いに意欲的にもなっていました。

しかし息子の信如は、両親のこうした振る舞いを心苦しく、恥じていました。

息子の進言も笑い飛ばして済ませる父。平然と朝は念仏、夕べは勘定という毎日です。

実の家族と暮らしていながら、なぜか内向的・陰気者(?)の信如。

両親の行いも姉のしつけも、間違っているように感じるけれど、そんな事を言っても、聞いてもらえるわけではない。

そんな悲しさ、諦めから、気持ちも沈みがちな信如。

そうした自分を友達仲間は偏屈・意地悪とみなすし、自分は、誰かに陰口を言われても反発する勇気もない。そんな心の弱さが自分でも情けなく、 部屋にこもりがちだが、学校での勤勉さや身分柄の良さで、信如の本心、劣等感を知るものはなく、

龍華寺の信如は生煮えの餅のように芯があって気になる奴と憎らしがる者もあるようであった。(現代語訳より)

 

今日はここまでにしておきます。

参考文献は、こちらです。

 

にごりえ・たけくらべ

にごりえ・たけくらべ

 
たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 (河出文庫)

たけくらべ 現代語訳・樋口一葉 (河出文庫)

 

 

 

私の中では、やはり「たけくらべ」の信如(のイメージ)というと

ガラスの仮面

桜小路くん

なのですよ。

というわけで、今日のBGMはこちらです。


Glass Mask Opening 2 「ガラスの仮面 (2005)」- "zero" by Ikuta Aiko

 

桜小路くんも、ほんの少し登場してます。

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(ちょっとだけ、昭和の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の石原裕次郎さんぽい)

速水真澄氏も素敵です。↓

 

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やはりというか、時代の変化なのか、桜小路くんと亜弓さんのキャラが、平成・なうな感じに変化しています。

 

余談ですが、

「さくらこうじ(6文字)くん」って・・どう考えても

呼ぶの大変じゃないかと。

マヤちゃんも舞ちゃんも、大変だよなあ、声優さんも大変だよなあ

滑舌の悪い私は、絶対に

噛んじゃうよ!

 

と思った、金曜日の夕方でありました。

 

ありがとうございます。