芸術は心のごはん🍚

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「あしたのジョー」愛  〜 のりちゃんはスミレの花 〜 

こんにちは。

色々考えまして、今回は「あしたのジョー」の

 

「のりちゃん」について、書きます。

紀子さんです。

 

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あしたのジョー」の全編にわたって、主人公のジョーの

「人生」「ボクシング」「青春」の身近な人たちの中で、

同年代の女性として登場するのは、

前回(あしたのジョーに関する記事で)、書きました「葉子さん」と

「のりちゃん」の、ほぼ二人だけです。

 

のりちゃんは、「丹下段平ボクシング・ジム」がある泪橋の近所、ドヤ街にある、個人食料品(?)店の一人娘さんです。

70年代アニメ「あしたのジョー」時は、まだ学生さんでした。

ジョーが少年院から出てドヤ街に戻った時、同僚であり友達の「マンモス西」は、すでにのりちゃんの家のお店の店員として働いていました。

ボクシングを続けるために、働いてお金を稼ぐ必要もあったため、「段平さん」と「西」の紹介で、「ジョー」も、のりちゃんの家の店で(イヤイヤ)働くことになるのですが・・

 

「ジョー」は、初めてのりちゃんとあった時、「葉子」と似ている・・と、思ったようです。

 

個人的な感想ですが「のりちゃん」と「葉子さん」には、結構、共通点があると思います。二人とも

 

「美しい少女」

「優しい少女」

「しっかり者」

「お世話好き」

そして・・・

「一人娘さん」

と言う点ではないかと。

 

一方、決定的な違いは

「葉子さん」白木財閥の後継娘さん

「紀子さん」ドヤ街個人商店の一人娘さん

と言う点ではないかと。

 

私は、最近、70年代アニメを、40話くらいまでみました。

 

33話は、ネタバレになりますが、

ジョーがデビュー戦を初勝利で飾った試合後の話です。

ドヤ街の子供達や、大人たち、控室に駆けつけて、みんなお祝いを言ってくれます。

のりちゃんも来ました。彼女は、やはり女の子。可愛らしい「すみれの花束」を持ってきたのですが、恥ずかしくてもじもじしていたところ、「葉子さん」からの注文でやってきた花屋が・・

ものすごく「大きな赤いバラの花束」を、ジョーに渡してしまいます。

のりちゃんよりも先に。

それでものりちゃんは、気後れしながらも、精一杯の勇気と真心で、自分の花束をジョーに渡すのですが・・ジョーは・・どこまでもあの矢吹ジョーなので・・

のりちゃんと言う乙女の前で、無神経にも

葉子さんのバラと、のりちゃんのすみれを・・みんなの前で・・比べてしまうのです。

 

私は「葉子さん」も「ジョー」も大好きなのですが、この時ばかりは、

 

ジョーの◯カヤ◯ーーー!!!

ヨーコの◯カヤ◯ーーー!!!

 

と、心の中で叫びました。

 

そしてその数日後、ジョーとのりちゃんは喧嘩します。その喧嘩が、とても可愛いのです。

そして、ジョーも反省して謝り、二人は仲直りをします。その場所も、公園だったような^^;

因みに、ジョーはちゃんと、すみれの花たばを、ジムに大事に飾っていました。

 

あしたのジョー2での、有名な二人のシーン。これはもう、この時代では、デートと言って良いと、個人的には思います。


真っ白な灰・・・ / あしたのジョー2 (劇場版)

 

やはりですね、ジョーの「初恋の女の子」は、のりちゃんだったのでは?

と、最近思います。

 

清楚で可憐なのりちゃんをイメージして、今日のBGMは、こちらです。

 


岩崎宏美 ...■1981-Jul-21... すみれ色の涙 (リチャード・クレイダーマンと共演)

 

あしたのジョー」の記事を書いていて、 

リチャード・クレイダーマンさんに出会えるとは、思っていませんでした。

 

ありがとうございます。