こんにちは。
今日は勤労感謝の日ですね。
今回は、ここ数週間、書いてきた
樋口一葉さんの『大つごもり』私なりの現代語訳を、一つの記事にまとめました。
最初は12回に分けていた記事を、いろいろ考えまして、8回にまとめ直しました。
読者の皆様に、ご迷惑をおかけしていましたら、大変申し訳ありませんでした。
樋口一葉さんの似顔絵を描いてみました。
通しで読み返して思ったことを、少し書きます。
お峯ちゃんは、家庭に愛と信頼関係はあっても、お金に苦労しています。
石之助は、お金は貰えても、愛と居場所を与えられていないなと。
お峯と石之助の共通点は、血縁のない親に育てられたと言う点かなと。
改めて思ったのは、このお話には、恋愛的な描写は・・ない・・かな・・?
お峯の心の中の描写はあるのですが、石之助は、言動だけなので、
石之助の本心と真実は、謎のままの様な感じです。
本当は寂しがりやなのかも知れない石之助の事を考えていたら、こちらの曲が頭を過りました。
ユーミン様の 「セシルの週末」です。
お金持ちだけど、両親の夫婦間にも親子間にも愛がなくて、ちょっとグレてしまった女の子の物語。優しい男性とめぐりあい、少しずつ変わっていく彼女の成長日記の様な、素敵な曲です。
皆様、お付き合い、ありがとうございました。
樋口一葉さん作品の魅力が、少しでも伝わったら嬉しいです。