芸術は心のごはん🍚

映画・小説・漫画・アニメ・音楽の感想、紹介文などを書いています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

樋口一葉『たけくらべ』  第二章を「クール」に解説したい!💪   〜 私なりの現代語訳(再推敲) 〜 

こんにちは! 「たけくらべ」第二章の翻訳、解説です。 この章は特に、十代少年二人のやり取り、会話が面白い章です。 二人の想い、会話を色分けしてみました。私なりの解釈です。 長吉 信如 です。 この章は、特に 昔、やんちゃだった大人の皆様、 思春期の…

樋口一葉『たけくらべ』  むずいけど「鮮やかな」第一章を「ふらふら」と解説💦  〜 私なりの現代語訳(再推敲) 〜 

こんにちは! スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋ですね。 読書の秋という事で、改めて、こちらの記事を再アップ致します。 以前書いた文章を、更に推敲して、改めて記事にしました。 以前は、下記記事の様な解釈をしていたのですが。 改めて掘り下げた書評を…

映画「愛を読むひと」について  〜 📖ケイト・ウィンスレットさんの魅力と女優魂📼 〜

先日、こちらの映画を観ました。 私はこの映画を、全く予備知識なしで観ました。 この映画の説明をする事は、非常に難しいのですが、 ブログで、この映画の存在を、ぜひ紹介したいと思いました。 愛を読むひと 人間誰しも、何らかの魅力を持って産まれて来る…

浅田真央ちゃん 💐 お誕生日おめでとうございます 💐

こんにちは! 今日は、敬愛する 浅田真央ちゃん の お誕生日です ✨ 悩んだ挙句、アナログですが、バラの絵を描きました。 真央ちゃん、お誕生日おめでとうございます 何色でもお似合いな、何色のお洋服でも美しく着こなす真央ちゃんです それでもやはり、淡…

アニメ・少女漫画「ぼくの地球を守って」について  〜 🌕繋がる過去と未来 輪廻🌎 〜

こんにちは! 今日は、漫画「ぼくの地球を守って」について、 少し紹介します。 前記事と同様、2020年という今年だからこそ、深く考えさせられる名作です。 80年代半ばから、90年代半ばに連載されていた漫画です。 私は観たことがなかったのですが、90年代に…

児童文学「モモ」について  〜 豊かな時間 豊かな想像力〜

こんにちは! 今日は、こちらの本の紹介を、したいと思います。 多忙社会、情報社会、効率重視が更に進み、今年はコロナの問題も抱えた世の中。 そんな状況の中だからこそ、お勧めしたい一冊です。 児童文学「モモ」(ミヒャエル・エンデ 作)のストーリーに…

朝ドラ「エール」を観て   〜 双浦環さん✨ 〜 

こんにちは!久しぶりの更新です! 今朝、何気にテレビをつけて、朝ドラ「エール」を観ました。 柴咲コウさん演じる双浦環さんのモデルは、オペラ歌手として世界的に活躍された、三浦環さんだと思い、過去記事を失礼します。 obachantoarts.hatenablog.jp こ…

ハリー・ポッター 愛 〜 🐺ファン・イラスト・その2🦉 〜  

こんにちは! 暑い日が続いておりますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 私は、現実的な生活問題、悩みについて、試行錯誤の日々です。 疲れると、少しずつ、絵を描いたり、文章を書いたりしています。 今日は、「ハリー・ポッター」シリーズについて…

皆さま、お久しぶりです。 〜 村上RADIO 、8月15日放送だそうです! 〜

残暑お見舞い申し上げます。 お久しぶりです。皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 気がつけば、8月中旬ですね。 詳しい事は書けないのですが、私はここ最近、一つのチャレンジをしました。 良い経験になったと思います。 その後、ずっと脱力気味で、今に至…

お知らせです。  〜 しばらくブログをお休みします 〜

こんにちは! もうすぐ6月ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 今日はお知らせです。 書きたい事は、たくさんあるのですが、 忙しくなってきたため、しばらくブログをお休み致します。 おそらくは、一ヶ月ほどお休みすると思います。 余談ですが、昨日…

「銀河英雄伝説 Die Neue These」について  〜 ✨binary star (二連星)✨ 〜

こんにちは! 今日も続けて、こちらのアニメの紹介です。 今回は、新アニメの「Die Neue These」についての紹介です。 新作を観はじめ、旧作を見直してみて、前作が完璧なまでのクオリティーにも関わらず、新作が作られた理由について、一ファンとして感じる…

アニメ「銀河英雄伝説」の「外伝」を、観直しています  〜 永い付き合い 〜

こんにちは、 今日は、約25年ファンをやっている 「銀河英雄伝説」のアニメ(旧作)の「外伝」について書きます。 今、新作の ジ・ノイエ・テーゼ が、NHKでも放送されています。そちらも、素晴らしいと思います。しかし、アニメとして、本伝、外伝と、全て…

映画「あやしい彼女」を観ました。  〜 🌼乙女心とおばちゃん魂の・・間🍎 〜

こんにちは! 先日、こちらの映画を鑑賞しました。 改めて、多部未華子さんの大ファンになりました。 あやしい彼女 発売日: 2016/10/05 メディア: Prime Video 演技派かつ、かわゆい!!! 映画「君に届け」の爽子ちゃん役も感激でしたが、こちらの映画の存…

村上RADIO について   〜 今夜 放送日です❤️ 〜

みなさま、いかがお過ごしですか? 今夜は、久しぶりに「村上RADIO」の日です。 www.tfm.co.jp ありがとうございます。

「たけくらべ 」を替え歌に その② 〜 二人の少年 〜

以前作りました「たけくらべ」の替え歌②です。 寂しい歌なので、夜のうちにアップすることにしました。 佐野元春さんの「彼女」を、改めて聴いていて、 前半は 正太郎だなー 後半は 信如だなー と思い、替え歌にしました。 という訳で、 佐野元春さんの「彼…

樋口一葉「たけくらべ 」  〜 私なりの現代語訳 第十六章 子供時代の終わり  〜

こんにちは! 現代語訳、最後の章の第十六章です。 たけくらべ 第十六章 (祭りの後、霜の朝) 正太が(道を)真一文字にかけて、人中を抜けつ潜りつ、筆やの店へ走り込むと、いつの間にか祭の店じまいを済ませた三五郎が、そこに来ていた。 前掛けのポケッ…

樋口一葉「たけくらべ 」  〜 私なりの現代語訳 第十五章 大人に成るは  〜

引き続き、失礼します。 たけくらべ 第十五章 (大人に成るは) 悲しく、恥ずかしく、人に知られたくない事が自分の身にあるので、人々の褒め言葉は(かえって)あざけりの言葉に聞こえるだけ。島田の髷(まげ)の美しさに振り返る人たちがあると、それはか…

樋口一葉「たけくらべ 」  〜 私なりの現代語訳 第十四章 蝶よ花よと育てられ 〜

こんにちは! 今日も引き続き、失礼します。 たけくらべ 第十四章 (蝶よ花よと育てられ) この年は、十一月の酉の市が、三日間ある年であった。中日は雨でつぶれたが、前後の二日は天気に恵まれ、大鳥神社の賑わいは凄まじいものだった。 この祭りにかこつ…

「たけくらべ」の見せ場を、替え歌に(第十二、十三章の場面)

今日は、もう一記事。 過去記事を編集し直しました。 「たけくらべ 」続きで失礼します。 因みに、この小説は、第十六章で完結します。 前回記事のBGM曲として、こちらも浮かびました。 明るい曲調ですが、場面とオーバーラップする点もあるように感じ、 「…

樋口一葉「たけくらべ 」  〜 私なりの現代語訳 第十三章 雨に濡れた友仙 〜

度々失礼します。 今回は「たけくらべ」 クライマックス 後半 現代語訳です。 たけくらべ 第十三章 (雨に濡れた紅葉の友仙) ここは大黒やの前だと思った時から、信如は自然と恐ろしくなって、左右を見ずに、ひたすら歩いていた。しかし、あいにくの雨、あ…

樋口一葉「たけくらべ 」  〜 私なりの現代語訳 第十二章 時雨の朝、格子ごし 〜

今日も、引き続き、こちらについて、失礼します。 私は、ちょうど一年ほど前に、ふとした事がきっかけで「たけくらべ 」を読みました。 そして、素晴らしい作品だと思い、にも関わらず、古典なので、原文のままでは現代の人には 解りづらいことも痛感しまし…

樋口一葉「たけくらべ 」について  〜 私なりの現代語訳 第十一章 〜

こんにちは! 引き続き、現代語訳、失礼します。 たけくらべ 十一章 〜 信如と美登利と正太郎の(二等辺三角形的?)関係 〜 正太が、くぐり戸を開けて、 「ばあ!」 と言いながら顔を出すと、その人が二、三軒先の軒下をたどって、トボトボと歩いていく後ろ…

樋口一葉「たけくらべ 」について  〜 私なりの現代語訳 第十章 〜

こんにちは! 今日も前回の続きです。 たけくらべ 第十章 (夏から秋への移り変わり・秋雨の夜) 祭りの夜は、田町の姉の所へ使いを命じられていたので、信如は夜更けまで家に帰らなかった。 (そのため)筆やの騒ぎの事は全く知らず、翌日になってから丑松、…

樋口一葉「たけくらべ 」について  〜 私なりの現代語訳 第九章 〜

こんにちは! 引き続き、現代語訳、失礼します。 たけくらべ 第九章 (信如の生い立ち) 「如是我聞(かくのごとく、我聞けり)」、「仏説阿弥陀経(大乗仏教の経典一つ)」 声は松風に調和して心のチリも吹き払えるはずの、お寺様の庫裏(くり:台所の建物…

樋口一葉「たけくらべ 」について  〜 私なりの現代語訳 第八章 〜

※4月9日午後に記事を一部変更、追記しました。 こんにちは! 今日から再び、学校が休校になりました。 日々、慎重に、丁寧に暮らしたいです。 たけくらべ 第八章 (吉原の情景・その場所における美登利の立場) 「走れ!飛ばせ!」 の、夕方(の勢い)に比…

樋口一葉「たけくらべ 」について  〜 私なりの現代語訳 第七章 〜

たけくらべ 第七章 (彼もとても繊細) 龍華寺の信如、大黒屋の美登利。二人とも、学校は育英舎である。 今年の四月の末、桜が散って青葉のかげに、藤の花見という頃、春の運動会を、水の谷の原で行った。つな引き、まり投げ、縄跳びなどの遊びに、日が暮れ…

樋口一葉「たけくらべ 」  〜 私なりの現代語訳 第六章 〜

こんにちは! 「たけくらべ 」の続きを失礼します。 たけくらべ 第六章 めづらしい事(もあるものだ)。この炎天下に、雪が降りはしないだろうか? 美登利が学校を嫌がるとは、よくよく不機嫌(なのだろう)。 朝食がすすまないなら、後で鮨でも(出前を?)…

学校の休校を希望します。

私が住む地域は、学校が休校ではありません。 ですが、一保護者として、休校を希望します。

樋口一葉「たけくらべ」について 〜 私なりの現代語訳 第五章 〜

立て続けに失礼します。 今回は、セリフの様に思えた箇所を、太字にしてあります。 たけくらべ 第五章 待つ身につらき夜半の置炬燵(昔の端歌の一節)それは恋でしょう。 吹く風が涼しい夏の夕暮れ、昼の暑さを風呂に流して、身じたくの姿見(鏡)の前。 (…

樋口一葉「たけくらべ」について 〜 私なりの現代語訳 第四章 〜

引き続き失礼します。 たけくらべ 第四章 年中いつも、太鼓や三味線の音色に事欠かない、こうした場所(吉原)でも、祭りは特別な日。秋の酉の市を除いては、一年に一度の賑やかな行事である。 三島様、小野照様、お隣どうし、負けるものかという競争心が面…